学部別大学生の人数を調べました。文科省 学校基本調査より(2024年5月文科省集計)

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新卒採用は2025年10月を迎え、2026年度卒業予定者の内定式を終えて
2027年度卒業予定者の秋冬インターシップのシーズンです。
新卒採用に携わる企業の採用担当者や新卒採用のステークホルダー各位の業務が
慌ただしくなるシーズンです。


さて、インターンシップや採用活動で、
企業側が採用サイトやダイレクトリクルーティングサービスを活用して
アプローチすることがあると思いますが、
その際に各サイトの登録人数を確認した際、人数が多いのか…少ないのか…と感じることもあるかとおもいます。
今回は文科省が2024年12月に発表した学校基本調査のデータをもとに、
2024年5月集計時で
対象大学生がどのくらいいるかをまとめております。
登録人数の疑問に対して参考の一つにしていただけますと幸いです。


2024年5月時点での大学生の数は、262万8310人(男性142万2717人、女性120万5593人)

(文科省 学校基本調査(2024年12月度発表) より)

おそらく
2026年卒にあたるであろう令和4年度3年次学生が62.8万人
2027年卒にあたるであろう令和4年度2年次学生が63.9万人
学部により6年次学生がいたり、編入、留学、留年、休学などで一定数の変動はあるかと思いますがおおよその人数になろうかと思います。

大分類でわけた各学部の各年次での人数

(文科省 学校基本調査(2024年12月度発表) より)

上記を見ますと理学部、農学部、家政、芸術などは6~8万人台と数が少ないことがわかります。

よくターゲットの議論になる際、機械系の学生が…というお話も多いですので調べたものが以下です。

2024年5月時点での機械工学の大学生の人数は、5万7429人(男性5万3697人、女性3732人)


(文科省 学校基本調査(2024年12月度発表) より)

機械工学は1学年に1.4~1.5万人という数になることがわかります。
ここから修士・博士課程を目指す学生も多いのでこのターゲットが非常に狭いということがわかるかと思います。

昨今、スカウト送信総数が各サービスとも増えてきているため
オファー承諾率が落ちてきていたり、既に早期選考に進んでいる学生が多くいる。といったお話をお聞きします。
もし仮に、学生さんに求めるものが、学校や研究室で学んだ知識ではなく、
課題へのアプローチスキルや論理的思考力ということであるならば、
学生・学部ターゲットの幅を広げることも検討してもいいのかもしれません。

以上ご参考になりますと幸いです。

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