採用クリエイティブで、よく使われる言葉があります。
もちろん、間違いではありません。
ただ、Z世代向け採用では、こうした言葉が響きにくくなっているのも事実です。
なぜなら、求職者側の「やりがい」や「成長」の捉え方が、
少し変わってきているからです。
今回は、Z世代に刺さる採用クリエイティブの考え方を整理します。
目次
以前は、
若いうちから成長できる環境です!
という言葉だけでも、一定の訴求力がありました。
しかし今は、多くの企業が同じことを言っています。
その結果、
という現象が起きています。
特にZ世代は、「抽象的な熱量」より、
具体的な働くイメージを重視する傾向があります。
日常や空気感を具体的に見せる表現を意識しましょう。
(例1)
【× 抽象的な熱量】
若手中心の活気ある職場です!
【〇 働くイメージが湧く表現】
20〜30代の社員が多く、ランチを一緒に行ったり、
仕事中も気軽に相談しやすい雰囲気があります。
(例2)
【× 抽象的な熱量】
裁量権を持って働けます!
【〇 働くイメージが湧く表現】
慣れてきたら、「このやり方のほうが進めやすいかも」
といったアイデアも発信しやすい環境です。
採用クリエイティブでよくあるのが、
やりがいのある仕事です!
と、企業側が先に定義してしまうパターン。ただ、“やりがい”は人によって違います。
感じ方はさまざまです。だからこそ、「やりがいがあります」と言い切るより、
などを見せたほうが、
求職者自身が「自分に合いそうか」を判断しやすくなります。
(例)
お客様から感謝される、やりがいのある仕事です!
「○○さんに相談してよかった」そんな言葉をいただける瞬間があります。
最初は緊張していた社員も、少しずつお客様との会話を楽しめるようになっています。
Z世代向け採用で重要なのは、「すごい会社に見せること」ではありません。
むしろ、
このほうが、信頼につながります。
特にSNSネイティブ世代は、“広告っぽさ”に敏感です。
のほうが、反応されやすい傾向があります。
良いことだけを並べるより、少しリアルを入れてみることをおすすめします。
(例)
アットホームで風通しの良い職場です!
若手が活躍中!
毎日楽しく働けます!
忙しい時間帯はバタバタすることもあります。
ただ、困っている人がいたら自然と声をかけ合う雰囲気があり、
未経験スタートの社員も多く続いています。
Z世代向け採用クリエイティブでは、「成長」「やりがい」を否定する必要はありません。
ただ、それを企業側が強く語りすぎると、逆に届きづらくなることがあります。
これから重要なのは、
を通じて、求職者自身に「ここなら働けそう」と感じてもらうこと。
“説得”ではなく、“共感”を意識したクリエイティブを心掛けてみましょう。
採用クリエイティブにも、求職者との距離感を見直す視点が求められています。
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