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28卒・29卒で押さえておくべき「数字」による事実

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28卒・29卒で押さえておくべき「数字」による事実

近年、新卒採用市場では「就活の早期化」が大きなテーマになっています。

ただ、実際には単なる早期化というより、学生のキャリア形成そのものが前倒しになっている、と言った方が近いかもしれません。

特に28卒・29卒学生では、低学年のうちから情報収集や就業体験を始める動きが強まっています。

今回は、マイナビ調査などをもとに、低学年就活シーンで押さえておきたい「数字」を整理してみます。



目次

約3人に1人が、低学年時点でインターンシップを経験

マイナビ「大学生低学年のキャリア意識調査(28・29年卒)」によると、低学年時点でインターンシップ参加経験がある学生は29.8%。
つまり現在は、大学1〜2年生段階から、すでに約3人に1人が企業との接点を持っていることになります。
従来のように、
「大学3年生から採用広報を始める」
だけでは、接触タイミングとして遅くなるケースも増えていると言えそうです。


「参加したい時期」は3年8月が最多。ただし“早期接触”志向も

インターンシップ参加希望時期では、「大学3年生の8月」が最も多い結果となっており、28卒学生の46%を締めます。
一方で、
・できるだけ早く経験したい
・低学年のうちから社会を知りたい
という意向も一定数見られており、29卒学生の中では41.6%。
つまり現在の学生は、
「就活開始後に初めて企業を見る」
のではなく、
「早い段階から“自分に合う会社”を探し始める」
傾向が強くなっています。

学生のキャリア形成に影響するのは「SNS」「友人」「キャリア教育」

同調査では、キャリア形成に影響を与えるものとして、

・キャリア教育科目(32.4%)
・友人(28.6%)
SNS(24.7%)

などが上位に挙がっています。

これは、学生の企業理解が「ナビサイト中心」ではなくなっていることも意味しています。

現在は、

SNSで社員を見る
・口コミを見る
・友人同士で情報共有する
・動画で雰囲気を見る

など、空気感まで含めて比較される時代です。

企業側も、

「情報を出す」だけではなく、

「どう見られるか」
「どんな印象として残るか」

まで含めた設計が重要になっています。

「将来不安」は年々増加。特に“お金への不安”が強い

現在の学生は、「堅実志向」が強いとも言われています。

調査でも、将来不安を感じる学生は増加傾向にあり、特に「お金に対する不安」はなんと74.7%の学生が「当てはまる」。

背景には、

・物価上昇
・将来の経済不安
SNSによる比較文化

などもあると考えられます。

ただし、ここで言う安定は、単なる大企業志向だけではありません。

現在の学生は、

・長く働けそうか
・無理なく働けそうか
・人間関係は良さそうか
・ちゃんと育ててもらえそうか

といった、「働く実感としての安心感」を重視する傾向も強まっています。

ナビ各社も“低学年施策”を強化

こうした変化を受け、リクナビは27卒から卒業年度の概念を撤廃。大学1年、2年から登録できるサイトに生まれ変わりました。また、ワンキャリアなどの口コミ・体験系サービスも存在感を高めています。

つまり現在の採用市場では、

「募集を出す」

だけではなく、

「どれだけ早く接点を持つか」
「どう理解形成していくか」

が重要になっています。

特に夏インターン前は、選考というより、

・まず知ってもらう
・興味を持ってもらう
・接触ハードルを下げる

ための設計が、これまで以上に重要になってきそうです。

出典

・マイナビ「大学生低学年のキャリア意識調査(2829年卒)」
マイナビ 大学生低学年のキャリア意識調査(28・29年卒)

・リクナビ2028


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