“応募数を増やすために意識すべきちょっとしたポイントを紹介”
人事ラボ編集部の鈴木です。
最近はレポート作成や効果分析の業務だけではなく、
Indeedの応募効果が低い原稿をブラッシュアップする業務も色々担当させて頂いております。
今回はそうした原稿改善業務を実際に行っていく中で感じた
意識すべきポイントや実際に効果が上がった事例の一部を簡単にご紹介します。
まず、原稿を作る上で最も意識しないといけないことは
原稿の前半部分で求職者に興味を持たれない原稿は最後まで見てもらえない可能性が高いということです。
Indeedに数多ある求人の中から、せっかくクリックされても求人の前半の内容で「この求人に応募したい」という応募意欲を高めることができないと
結局は原稿を最後までスクロールして見て貰うことなく、離脱してしまう可能性があります。
大袈裟かと思う方もいるかと思いますが、アクセス数や滞在時間からざっくりと求職者の動きを読み解くと
上記の仮説は結構、的を射ているのではないかと思われます。
アクセス数や滞在時間を測定するSimilarWEBによると、Indeedを閲覧する1ユーザーの平均滞在時間がおおよそ10分前後で1度のアクセスで
大体、5ページ前後をビューしているそうです。
この数字からざっくりと概算すると、1求人のページを見るのにおおよそかける時間は2分以内(検索する時間なども考慮して)になります。
日本人の一般的に1分あたりで読める文字の量が400~600文字と言われているので、多く見積もって原稿の~1200文字部分しか
しっかりと読み込んでいないと推察できます。
つまり、原稿の前半部分(いわゆるファーストビュー)でいかに求職者の関心を掴み、原稿を最後まで読ませるかが採用成功の一つのポイントと言えるでしょう!
職種名を決めるときにも意識すべきポイントがあります!
それは採用ターゲットに即した職種名のワードチョイスやその職種名の採用難度を意識するということです。
詳しくお伝えするためにまず、職種名を変えたことで応募者層が変化した事例をご紹介します。
9月にとある企業様で営業事務の募集で原稿改善のご相談を受けました。
相談内容はお客様のメインの採用ターゲットは20代~30代の方ですが、8月までに実際に応募に来ていたボリューム層は50~60代(全体の6割弱)であり、
なるべく若い方からの応募が増えるようにしたいというものです。
その時の職種名が
コンサルティング企業での営業事務 というものでした。
たしかにこの職種名だと堅い印象があり、若い方はクリックしないかもしれないと感じました。
そこで詳しく仕事内容を見てみるとSNSからの問い合わせ対応という項目があり、
ここを職種名に打ち出せば、若い方の応募が増えるのでは?と考え、
職種名にSNS反響対応という文言を加え、調整しました。
結果、9月の応募者のボリューム層は20代~30代の方になり、全体の5割近くを占めるに至りました!
また、その後に10月の初週の効果が芳しくないのでまた何か改善できないか?と相談を受けまして
再度、職種名と仕事内容を精査してみることにしました。
すると、仕事内容はたしかに営業事務に該当するのですが、業務内容に弁護士や司法書士と連携することが書かれており
これはパラリーガルという職種に相当するのでは?と思い、Indeedの採用市場レポートから営業事務とパラリーガルの採用難度を分析・比較しました。
調べてみるとパラリーガル職種は営業事務と異なり全体の求人数が少なく、競合他社が少ないことが幸いして、採用難度が比較的に易しいことが分かりました。
これは職種名に盛り込むべきだと考えて、職種名にパラリーガルを加えました。
すると、目に見えて応募数が増えていきました。応募者のボリューム層も依然、20代~30代であり、お客様からの要望を満たせました。
今回記事のまとめです!
~応募数を増やすために意識すべきちょっとしたポイント~
・求人原稿の前半部分に重要な情報をいれよう!
・職種名が採用ターゲットが興味・関心を引くかを意識しよう!
・職種名ごとの採用難度を意識しよう!
とはいえ、人事担当者様の業務は原稿作成をすることだけでなく、
面接対応や応募者対応など多岐に渡りますので、なかなか原稿の細かいポイントを意識するのは難しいかと思います。
ですが!
当社であれば、月間取扱求人数10万件を超えるノウハウから、採用にまつわる全てをワンストップでご支援可能です!
今回紹介した事例以外にも、応募数アップにつながる原稿改善事例たくさんあります!
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