警備業界では、応募者の減少や求人広告費の高騰により、採用コストが大きく膨らんでいます。
厚生労働省のデータによると、警備業の有効求人倍率は平均を上回る状況が続いており、競争が激化しています。
この状況を放置すると、採用に多額の費用をかけても効果が得られないというリスクが高まります。
採用活動を根本的に見直し、コスト削減と効果的な採用を実現するためには、自社採用ホームぺージの活用が鍵となります。
自社ホームぺージを活用した採用活動ならもうやってるよ!でも応募者が集まらないんだよ!
という声、よく聞きます。電話営業で警備会社様にお話させていただいた際、9割はこの台詞を伺います。
人材採用に限らず、ホームぺージ集客の肝になるのは、「ターゲットが欲している情報を余すことなく伝えられているか」「自社ならではの情報が伝えられているか」「アクションするためのトリガーがあるか」「その上で、効果的なSEO対策ができているか」「拡散する為のパワーはあるか」という点。これらの掛け合わせで集客はできます。なので、究極、これらがちゃんとできているならば業者の手を借りずとも自力で0円で警備員を集める事はできます。
では、なぜできないのか?よくある例を紹介します。
最近は、お手軽に見た目だけ綺麗なホームぺージが作れるようになっています。
ですが、そもそものWEBの仕組み上、本来的には二次的効果しか生みません。
あくまでも、テキスト情報がまずは鍵になります。そうすると、
どれだけ情報を拡散できるかというのぼ勝負の1つです。
工夫すれば、Googleしごと検索やIndeed等にも転載などできるのですが、仕組みがわかっていないと未対応になってしまいます。多くのホームぺージで見られる事で、勿体ないなと思います。
Airワークやエンゲージといった採用管理ツール(ATS)を導入している企業も増えてきましたが、実は多機能のため、ツールを活かしきれず結局放置されるというケースも続出しています。
細かく言えばまだまだありますが、少なくともこの3つがちゃんとできていなければ、上手くいかないのも当然だと思います。
実は、どのような規模の警備会社でも、自社採用ホームぺージで理想の警備員を無料で獲得する事ができる、勝ちパターンというものがあり、それは、ある程度共通した方法になります。ここでそのポイントを少し紹介します。
獲得したい人材は、大学生なのか?フリーターなのか?主婦主夫なのか?シニア層なのか?男性なのか?女性なのか?
ここを深堀する必要があります。なぜなら、それぞれのターゲット毎に置かれているライフスタイルが違い過ぎるからです。ただ単純に警備員募集します!っていう呼びかけってなかなか不親切だと思いませんか?
上記の続きです。
獲得したい人材、どんな人が欲しい!というのが決まれば、次は、その人たちがアクションする為の、メリットとなる情報を与える事。ここ、非常にポイントです。ざっくり言えば以下3点は明確に提示しなければなりません。
コツに関していえば、これも沢山あるのですが、少なくとも
・具体的な給与モデル(例: 月給例や夜勤手当額)
・写真付きの仕事内容説明(実際の勤務風景を撮影)
・応募者が抱える不安への対応策(例: 安全対策や研修内容)
これくらいは揃えておく必要があります。
「求職者の不安をできるだけ事前に取り除く」というコツです。
これをやらない求人原稿、令和の世の中になっても意外に多いです。
自社ホームぺージは持っていないけれど、無料でエアワークやエンゲージを使って採用活動をしていますという企業様も散見されますが、もちろん使わない手はないと考えています。
特に、活用時のポイントを押さえて運用をしていく必要があるので、そこさえ疎かにしなければ、だいたいうまくいきます。
実は、弊社でもここのところ立て続けに相談がきているのがこれです。
・ホームぺージの担当者が不在、退職して更新そのものができなくなった
・そもそもやり方がぜんぜんわからない
という話。
有能な担当者が1人でどんどん進めていき、普段は楽だし便利だと思っていた矢先、
その担当者がいなくなってしまった途端、奈落の底に突き落とされる状況です。
採用シーン以外でもそこそこある事象ですので、実はここも押さえておく必要があるのです。
今回記載した内容を、自社で自力で全部きっちりとやりとげれば、仕組み上、欲しい人材を獲得するチャンスは格段に
上がります。特に、Web上での集客をしっかりやっている企業が今のところ少ない警備業界であれば、成功する可能性はさらに高いと思います。
ちなみに、弊社では、警備業向けの採用/PRホームページの実例や採用に関する仕組み化など、多くの事例がございます。ご興味ありましたら、お気軽に以下よりお声がけください。