ダイレクトリクルーティング=「スカウトメールを送るサービス」。
作業時間さえ取れれば何とかなる!
そんな単純な認識で導入された企業さんは多いのではないでしょうか。
その作業を分解すると以下のようになります。
おそらく一番の負荷になるであろう繰り返し作業、スカウトメールの作成~スカウトメールの送信。
この作業は「時間をかければかけるほど採用効果が大きくなる」仕組みとなっています。
例)スカウトメールを個別に作りこめば、ターゲットにメッセージが届きやすくなり、採用効果が上がる。しっかりとレジュメをチェックして送信対象を選べば、採用効果が上がる。
そして、これらの作業はまったくの単純作業と言うわけではなく、
少しずつ頭を使い「この候補者は適正かどうか」「この文面は候補者に合っているかどうか」
小さな判断を行いながら繰り返していく作業になります。
当然、スカウトを使っていなくても、採用担当は忙しいです。採用担当の普段の仕事も分解して見える化してみましょう。
<ある企業の人事担当者の1日(弊社クライアント様複数社様からヒアリングしたものです)>
9:30 出社~ミーティング
10:00 オンライン面接2件
11:00 応募者対応・面接日程調整
12:00 求人票の作成
13:00 昼食
14:00 媒体業者との打ち合わせ
15:00 報告会議
15:30 面接1件
16:00 オンライン説明会
17:00 報告資料作成
17:30 面接1件
18:00 応募者対応・面接日程調整
18:30 (運が良ければ)退社
特に工数を圧迫するのが、毎日知らない人と顔を合わせ
その人に最適な受け答えをしながら、
自分自身で評価もくださなければいけない「面接」。
作業や、単方向のコミュニケーションに近い説明会と違い、
とても気を使い、エネルギーの消耗が激しい仕事です。
場合によっては、大学訪問や就職フェアへの参加。
出張を伴う仕事も多数あります。
その中で、ダイレクトリクルーティングが本当にできるのだろうか?
業務はパンクしてしまわないだろうか?おそらく普通に行ったらパンクしてしまいそうですよね。
残業規制も厳しくなっている昨今、どこかで時間を捻出しなければなりません。
残業時間を当ててスカウトメールを送ろう!
よく陥りがちなスポットです。
しかし、心身ともに疲労しきった中で、
「やればやるほど効果が上がるかもしれない(けれど、いつやめてもいい)こと」をやることほど生産性が低いことはありません。
採用担当はきっと、定時を過ぎておなかも空いているし、
「ほどほど」のスカウトメールを「ほどほど」の候補者に送り、
「○○件のスカウトを送りました」という形だけの報告を送ることになります。
(もしくは「すみません、できていませんでした」と言う報告になるかもしれません)
昔、スカウト送信以外の作業はすべて外部委託し、
いかにスカウトメールで一人一人にオリジナルのメッセージを送るか?
に全てをかけている人事部の方のお話を聞いたことがあります。
極端に思えるかもしれませんが、スカウトに使う時間は
「時間数」だけではなく「時間密度」が必要。
あまり時間を活用する、という発想では、なかなか効果に繋がりづらいかもしれません。
上記の表組を参照すると、ダイレクトリクルーティングの業務には、
「頭を使う作業」「繰り返し作業」に二分でき、
負荷となるのは基本的に「繰り返し作業」の部分になるから、
そういう部分はプロにお任せして、一番大事な部分だけ人事が動けば、
低負荷でダイレクトリクルーティングができるわけです。
低負荷でダイレクトリクルーティングを行うなら、信頼できる外注業者を選定し、
運用を行っていく事が定石かと考えます。
もちろん、弊社でもスカウトのサポートを行っています。
プロにスカウトサービスを外部委託するメリットは、会社にもよりますが、下記のようなものが挙げられます。
・一定の頻度で一定の件数スカウトを送れる(例:月・水・金の週3回、13時頃から20通ずつ)
・採用ターゲットを体系化して整理するスキルがあり、どんなメッセージがターゲットに刺さるかのノウハウがある
・専任のスタッフを雇っている
・費用対効果を考えた際、自社リソースを活用するよりも意外と安価(お問い合わせお待ちしています・・・)
おそらく、人事の方でアウトソーシングを検討される際に気にされる費用と効果に関しては
納得のいくものが得られるかと思いますが、あとはアウトソース先のノウハウや対応力、
その他リクルーティングにおける知見を総合的に見て依頼先を決めるとよいと思います。
ダイレクトリクルーティングを無理なく成功させるコツは、
「繰り返し作業」になる業務をいかにアウトソースし、
いかにコア業務に集中していくかにあります。
そして、人事が使える時間は限られているわけなので、信頼できるアウトソーサーに
繰り返し作業を振っていき、よい人材をなるべく労力をかけずに獲得していきましょう。
弊社では、ダイレクトリクルーティングのご支援を行っています。
少しでもご興味持っていただけましたら、以下よりお気軽にお問い合わせください。
お待ちしています。