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28卒採用の母集団形成とは?不足する原因と、本選考前に見直したいポイント

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28卒採用の母集団形成とは?不足する原因と、本選考前に見直したいポイント

28卒採用も、インターンシップやオープン・カンパニーを終え、本選考に向けた動きが本格化する時期になってきました。

すでに一定数の学生と接点を持てている企業でも、

「今集まっている学生数で、採用目標まで届くのか分からない」

「インターンシップやオープン・カンパニーには集客できたが、本選考まで十分な母集団が残るのか不安」

「求人サイトやスカウトなど、施策は実施しているものの、足りているのか判断できない」

と感じることはないでしょうか。

新卒採用における母集団形成では、単純に応募者や学生との接点数を増やせばよいわけではありません。

重要なのは、採用目標から逆算して、必要な母集団を確保できているかを確認することです。

本記事では、28卒採用を進める企業に向けて、母集団形成の考え方、不足する主な原因、本選考前に確認しておきたいポイントを整理します。




目次

新卒採用における「母集団形成」とは

母集団形成とは、採用候補となる学生との接点をつくり、応募や選考につながる候補者を確保していく活動です。

新卒採用では、主に次のような手法があります。

・就職情報サイト
・インターンシップ・オープン・カンパニー
・スカウト・ダイレクトリクルーティング
・合同企業説明会・イベント
・学校・研究室との接点
・人材紹介
・自社採用サイト
・SNS・採用広報

ただし、これらを多く実施しているからといって、母集団が十分とは限りません。

採用では、

認知
↓
接点
↓
エントリー
↓
説明会・イベント参加
↓
選考参加
↓
内定
↓
入社

と段階を踏んで学生が減っていきます。

そのため、最終的に10名を採用したい場合でも、10名の学生と接点を持てばよいわけではありません。

前年の採用実績や歩留まりを踏まえて、採用目標から必要な母集団を逆算する必要があります。

母集団形成でよくある3つの課題

母集団形成の課題は、「人数が少ない」だけではありません。

大きく分けると、次の3つがあります。

1.そもそも学生との接点数が足りない

もっとも分かりやすいケースです。

例えば、

・求人サイトからのエントリーが前年より少ない
・インターンシップの集客が想定より伸びなかった
・スカウトを実施していない
・合同説明会などの追加接点を持っていない

といった場合です。

このケースでは、既存媒体の改善に加え、新たな接点を追加する必要があります。

2.母集団はいるが、会いたい学生が少ない

応募数やエントリー数は確保できていても、

「理系学生が足りない」

「特定職種を希望する学生が少ない」

「自社の採用ターゲットと合わない」

というケースもあります。

これは「母集団の量」ではなく、母集団の質や構成に課題がある状態です。

この場合は、

・スカウト条件の見直し
・専門チャネルの活用
・原稿や訴求内容の見直し
・学校・研究室との接点

などを検討します。

3.接点はあるが、選考につながっていない

インターンシップや説明会には学生が来ているものの、

・本選考への参加率が低い
・説明会後に離脱する
・応募はあるが面接まで進まない

というケースです。

この場合、単純に新しい母集団を増やしても改善しない可能性があります。

学生への案内方法や企業理解、仕事内容の伝え方、連絡スピードなど、接点を選考につなげるプロセスを見直す必要があります。

「母集団が足りないか」は、採用目標から逆算する

母集団形成で重要なのは、

「今何人いるか」

ではなく、

「採用目標を達成するために、何人必要か」

という視点です。

例えば前年、

・エントリー:300人
・採用:5人

だった場合、単純化すると、採用1名あたり約60人のエントリーが必要だったことになります。

今年10名採用したいのであれば、前年と同じ歩留まりなら、約600人のエントリーが必要という考え方になります。

もちろん、実際には職種や採用フローによって異なります。

ただ、

採用目標
↓
必要母集団
↓
現在の見込み
↓
不足数

の順番で確認することが、母集団形成を考える基本です。

28卒採用で、本選考前に確認したい4つのポイント

1.採用目標人数

まずは最終的に何名採用したいのかを確認します。

職種別に採用目標が異なる場合は、職種ごとに分けて考えると整理しやすくなります。

2.前年の採用実績・歩留まり

前年の、

・エントリー数
・説明会参加数
・選考参加数
・内定数
・採用数

を確認します。

どの段階で人数が減っているかを見ることで、今年の必要人数を考えやすくなります。

3.今年のインターンシップ・オープン・カンパニー状況

28卒では、すでにインターンシップやオープン・カンパニーを実施している企業も多いと思います。

前年と比較して、

・集客数は増えているか
・減っているか
・同程度か

を確認します。

4.現在使っている母集団形成手法

最後に、

「今どのチャネルで学生と接点を持っているか」

を整理します。

例えば、

・ナビサイト
・スカウト
・イベント
・学校
・紹介サービス

などです。

現在の施策だけで不足を補えるのか、新しい接点を追加する必要があるのかを判断します。

母集団が不足していたら、すぐに媒体を増やせばよい?

不足が見つかったからといって、すぐに新しい媒体を追加すればよいとは限りません。

追加施策を考える前に、

・何人不足しているのか
・どの学生層が不足しているのか
・いつまでに必要なのか
・既存施策を改善できないか
・誰が運用するのか

を整理します。

例えば、全体の接点数が足りなければ求人サイトやイベントが候補になります。

一方、特定の専攻・職種の学生が足りない場合は、スカウトや学校・研究室との接点の方が適している可能性があります。

施策は、不足の内容によって選び分けることが重要です。

まずは、自社の母集団が足りているか確認してみる

母集団形成では、

「何となく足りない気がする」

「去年より少ない気がする」

という感覚だけで追加施策を決めると、必要以上に媒体を増やしてしまうことがあります。

まずは、採用目標から逆算した必要数と、現在の見込みを比較することから始めてみてください。

人事ラボでは、28卒採用について、

・採用目標人数
・前年の採用実績
・今年のインターンシップ・オープン・カンパニー状況
・現在実施している母集団形成施策

などを入力することで、

・必要な母集団
・現在の見込み
・不足する可能性のある人数

を確認できる簡易診断をご用意しています。



まとめ|母集団形成は「人数を集める」前に、必要数を確認する

28卒採用の母集団形成では、施策を増やすこと自体が目的ではありません。

重要なのは、

・採用目標を確認する
・前年の歩留まりを確認する
・今年の現在地を確認する
・必要母集団と見込母集団を比較する
・不足の理由に合わせて施策を選ぶ

という順番です。

本選考が本格化する前に、まずは自社の母集団形成の現在地を確認してみましょう。

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