【新卒採用】内々定シーズン到来!内定者フォローのトレンドとは?

6月に入り、多くの企業で内々定の通知が本格化し、学生からの承諾数も増加しています。
しかし、採用活動の早期化に伴い、
内定から入社まで約9か月間という長期間をどう活用すべきか、
内定者フォローにお悩みの採用担当者様も多いのではないでしょうか。
この期間における学生のモチベーション維持と企業理解の促進は、
現代の採用活動において避けて通れない重要な課題となっています。
目次
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内定者フォローの2つの目的とは?
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内々定者へのフォローのポイントとは?
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実践事例紹介
- まとめ
1.内定者フォローの目的とは?
内定者フォローの目的には、大きく分けて2つの重要な目的があります。
第一に「内定承諾率の向上」です。
売り手市場において学生は複数の選択肢を持つため、
企業理解不足や他社との比較検討による内定承諾辞退を防ぐことが重要です。
個別面談など、学生一人ひとりに対する個人的なアプローチが効果的です。
【主な施策】
・個別面談による不安解消
・内定者懇親会
・先輩社員との座談会
・メンター制度の導入
第二に「入社前の育成」です。
社会人として必要な基礎知識やスキルを習得させ、
入社後の不適応を防ぐことが目的です。
学生から社会人への橋渡しを行い、業界理解の促進や基本的なビジネスマナーの習得など、
実践的な準備を支援します。
【主な施策】
・入社前研修
・社内イベントへの参加
・業界理解を深める課題
・実際の業務に関する勉強会
このように、目的別で取り組みの内容を決定していくことが重要です。
2.内々定者へのフォローのポイントとは?
内定者フォローの目的を達成する際に重要となってくるポイントについてもお伝えします。
現代の学生はSNSや各種サイトを使って就職活動を行います。
会社の採用担当以外と話す機会が少ない中で、マイナスな情報を目にし、
「本当にこの選択で良かったのか」と不安に思うことも少なくありません。
特に採用担当以外の方と話す機会が少ない企業さまでは、
実際に一緒に働く先輩社員との座談会や、内定者同士の交流会など
お互いの交流を生む内定者フォローが効果的です。
会社説明会や一方的な研修など、
『企業の公式情報』
ではなく、
『リアルな現場の声』
を届けることが重要なポイントです。
3.内定者フォロー事例のご紹介
内定者フォローにおける重要なポイントを押さた
具体的な施策例の一部をお伝えいたします。
◎事例1◎
業界:IT系
目的:入社前の不安の解消
内容:内定を出した学生に対して、採用担当が事務手続きの説明。
疑問や不安があれば別途で先輩社員との座談会をセッティング
工夫:内定を出した理由・良かった点を伝えて、
学生へ向き合っている部分をアピールする。
◎事例2◎
業界:サービス系
目的:入社後の不安解消と自社の良い部分のアピール
内容:同業他社との比較検討で悩んでいる学生に対して、
歳の近い先輩社員との食事会をセッティング。
工夫:良かった部分だけでなく、悪い部分も隠さず伝え
リアルな声を届けることを意識する。
◎事例3◎
業界:広告系
目的:入社後の業務適応への負担軽減
内容:内定者アルバイトの実施。
実際の業務を3~4時間のアルバイトとして実践。
工夫:初日に昼食会を実施し、
困ったときでも相談しやすい環境を意識する。
このように、個別の不安や状況、目的に応じたきめ細やかなフォローを
行っていくことが大切です。
4.まとめ
内定者フォローの早期化と学生ニーズの多様化は今後も続くトレンドです。
優秀な人材を確保するためには、時期に応じた適切なアプローチ、
個人の特性を考慮したきめ細かいフォロー、長期的な視点での人材育成が不可欠です。
効果的な内定者フォローは、単なる辞退防止策ではありません。
学生が社会人として成功するための基盤を築き、
企業にとって価値ある人材として活躍してもらうための重要な投資です。
内々定シーズンを迎えた人事担当者様にとって、
本記事が強力なサポートとなることを願っています。
ぜひ参考にして、新卒採用を戦略的に進めていただければと思います。
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