27卒の採用スケジュールが4月以降になってしまった企業様へ – 26卒実績から読み解く「4月時点の学生状況」と採用戦略 –
1. 前提:4月時点の内々定率は8割超えも想定できる
26卒の4月末時点の内々定保有率(文理全体)は 70.0% でした。
前年から5.7pt増加しており、学生の内定獲得が前年より早まっていたことが確認できます。
この傾向は25卒比でも上昇しているため、27卒では4月時点の内定率が8割超えに近い水準になっていても不自然ではありません。
言い換えると、4月以降スタートの採用は、すでに “多くの学生が内定を持っている“ という前提で設計すべきです。
2. それでも学生の多くは就活を続けている
26卒4月時点のデータを見ると、内々定保有者でも活動継続率は高い という結果が出ています。
- 文系では約70.9%の学生が内々定を保有しながら活動継続中
つまり内定を持っている=活動終了、ではありません。
ここがポイントです。
学生は内定を持ちながらも、
- もっと自分に合う会社を探したい
- 今の内定で良いのか確信が持てない
という心理で動いています。
この行動特性を採用設計に活かすことが、4月以降の鍵になります。
3. 「内定保持者」と「未内定者」では動きのリミットが違う
マイナビ4月調査のデータでは、就職活動継続予定の時期にも差が出ています。
- 内定保持者の多くは「6月頃まで」活動継続見込み
- 未内定者は「9月頃まで」活動継続見込み
このタイムリミットを理解することが、優先順位の設計に直結します。
→ 4月以降の採用では “先に動くべき母集団“ を狙いながら、
→ 次に「未内定者の長期戦略」へとつなげる設計が理想です。
4. 学生の不安は2つに分かれる
26卒4月データでは、内々定保有者・未内定者ともに“不安”の構造が分かっています。
✔ 未内定者の不安
「1つでも内々定をもらえるか?」 → 自信喪失・焦り要素
✔ 内定保持者の不安
「現在の内々定先企業で本当に良いのか?」 → 意思決定迷い
この2つは不安の種類が違うので、訴求(メッセージ)も別設計が必要になります。
5. 不安を受け止めるピンポイントメッセージで学生を引き寄せる
ここが肝。
一般的な採用メッセージ
→ 「会社説明します」
では刺さりません。
必要なのは、
- 未内定者には“成功確度の安心感”
- 内定保持者には“比較検討の納得感”
を提供する文言設計です。
そしてその届け方が “スカウトサービス” になります。
待っているだけではなく、
ターゲット学生に強いメッセージで直接刺す のがこの時期の勝ち筋です。
6. 1on1接点をいかに増やすかが成果を左右する
学生が企業を選ぶとき、決定打になるのは “理解と納得の深さ” です。
そのために重要なのが接触回数と質。
具体的な打ち手例
- カジュアル面談
→ 学生の不安に直接応える場
- 1on1機会の最大化
→ 疑問を深掘りし、意思決定を後押し
- 採用ピッチ資料活用
→ 短時間で魅力を伝えつつ、学生の評価軸を揃える
採用は “会った数×理解度” で勝負が決まる時代です。
7. 合説・大学周りの小規模イベント参加も効果的
4月以降、オンラインだけでは母集団が足りないケースもあります。
だからこそ、
- 合同説明会(属性別)
- 大学キャリアセンター主催のイベント
- 学部・学科別ミニイベント
へ積極参加することで、
母集団量の補完と企業認知の積み増し を狙います。
「遅れてしまった」というネガティブ感を、
接触量でカバーする発想 が必要です。
8. 採用設計は「心理 × タイミング × タッチポイント」で設計せよ
まとめると、4月以降に採用を本格化する企業が成功する条件は次です:
✔ 4月時点の内定率は高い前提で戦う
✔ 未内定/内定保持で不安が違うことを理解する
✔ ターゲット別のメッセージを用意する
✔ スカウトで強い言葉を届けにいく
✔ 1on1接点を最大化する
✔ イベント等のリアル接触も活用する
これが “逆境の採用設計” の勝ち筋です。
9. 採用活動の巻き返し・戦略設計はご相談ください
この時期の採用は、単なる応募募集ではなく データ理解 × 心理設計 × タッチポイント設計 の勝負です。
特に、
- スカウト文面設計
- 1on1導線設計
- 採用ピッチ資料最適化
- イベント戦略立案
は、設計の差が成果に直結します。
「4月以降でも勝ち筋を作りたい企業様」、ぜひご相談ください。
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