2022年11月の有効求人倍率が厚生労働省より発表されました。

有効求人倍率(季節調整値)は1.35倍と0.01ポイント上回る。
厚生労働省一般職業紹介状況によると令和4年11月の有効求人倍率は1.35倍で、前月と同水準。令和4年11月の新規求人倍率は2.42倍で、前月に比べて0.09ポイント上回りました。またパートタイムを除く、常用雇用(正社員)の有効求人倍率(季節調整値)は1.04倍となり、前月より0.01ポイントしたまわりました。
1、常用雇用(正社員)の11月同月の求人状況を過去10年振り返る
(厚生労働省 一般職業紹介状況 令和4年11月)
常用雇用(正社員)の求人倍率が前月に続き3年ぶりに1倍を超え、求人数は増加傾向です。一方、就職件数は昨年度より減っており結果として充足率は9.8%となり昨年同時期より1.4ポイントダウンしています。
※充足率=就職件数÷新規求人件数×100
2、産業別で昨年度より伸びている業種
11月度月間新規有効求人の産業別では、運輸業・郵便業(10%増)、卸売業,小売業業(16%増)、電気・ガス・熱供給・水道業(20.0%増)、公務・その他(31%増)、複合サービス業(26%)などで増加となりました。

(厚生労働省 一般職業紹介状況 令和4年11月)
(文責:人事ラボ編集部)