求職者のメリットは何?indeed原稿作成・効果的な書き方を解説|その1

昨今の採用シーンでは欠かすことの出来ないIndeed。
今さら聞けない『原稿対策の初歩の初歩』を解説!
人事ラボ編集部のパステル★大嶋です。
今の採用を語る上で欠かすことの出来ないIndeed。
今回は、効果UPのための対策を『Indeedで初めて原稿を作成するご担当者様』向けに、
カンタンなところからお伝えしていければと考えています。
本日のキーワードは2つ。
「アピールポイントの置き場所」と「離脱をさせないこと」です。
1、効果出しの基本は「見せるべき情報をどこに置くか」を考えること。
結論から書きます。
これはIndeedに限らずですが、広告を出すにあたって重視した方が良い事があります。
それは、興味関心を引くための見せるべき情報を、「出来るだけまとめて、手前に持ってくる事」です。
ここで言う手前とは広告の前半、もっと言えば最序盤に当たる求人広告原稿の書き出しの部分です。
イメージを持ちやすくするために簡単な例を挙げます。
自分に合った求人情報を探している求職者の「Aさん」は、きっとこんな事を考えています。
『「仕事の内容やメリット」を、とにかく手っ取り早く知りたい。』
それはなぜか?
理由は簡単で、今の採用市場は、求人広告の掲載件数が多すぎるからです。
・・・いきなりなんだか難しいですね。
このままだと「風が吹けば桶屋が儲かる」のように感じられてしまいそうですので、求職者Aさんが”実際にこの後するであろう行動”を考え、求職者心理を探ってみましょう。
【Aさんの行動イメージ】
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改めて、求職者として求人を探し始めたAさん。
取りあえず、CMで良く名前を聞くIndeedで求人を閲覧してみます。
まずは現職の『営業 機械メーカー』をキーワードに入力し、続けて勤務エリアには『東京都』と入力して検索をしたところ・・・
「うわ、思ったよりもたくさんあるな・・・」
(Indeedにおける2023年11月8日時点の「営業 機械メーカー」の検索結果)
想像を遥かに上回る数の求人が、掲載されていました。
世の中に超大量に出回る求人広告の中で、当然ですがAさんは1社の求人広告だけを閲覧する訳ではないでしょう。
いくつかの広告を見て回って比較し、その中でAさんのニーズに合致したシゴトに応募をするはずです。
※ここでいう「ニーズ」というのは、もちろん「Aさんの求める仕事の内容やメリット」の事です。
ですが、大量の求人広告が出稿されている中で自分のニーズに合ったシゴトを探す作業は、思いのほか大変な作業です。
皆さまの中にも、例えば、Excelの関数をWebで検索したが、Webページだらけで欲しい情報が全然見つからずに四苦八苦した、なんて経験がある方は、きっと多いはず…!(私も経験あります)
実は、大量の情報の中から自分の欲しい情報を探し出す作業は、時間がかかる大変な作業なのです。。。
さて、話は戻りますが、大量の求人が掲載されているのを目の当たりにしたAさんは、どんな行動をとるでしょうか?
答えは簡単で、検索キーワードを更に追加し、かつおおざっぱな行動をとるでしょう。
具体的には、検索で追加のキーワードを入れたのち、取りあえず目についたところから求人を開いてみて、ザックリ読んで、自分のニーズに合致しているかを判断する、を繰り返すはずです。
何故ならAさんの目的は、新しい転職先を探すことであって、求人広告はあくまでその為の手段。
あまりにもたくさんある求人情報すべてに目を通すことは不可能な中で、目的を達成するために、
『「仕事の内容やメリット」を、とにかく手っ取り早く知りたい。』
と考えているはずです。
すなわちそれは、
『パッと見て自分が興味関心をひかれないシゴトの求人情報は、ガンガン読み飛ばす』
ことにつながります。
だからこそ、求人広告を作成するときには、興味関心を引くための見せるべき情報(=求職者が知りたい情報)を、
「出来るだけまとめて、手前に持ってくる事」
を意識して作成するべきです。
なぜならその方が求職者の離脱を防げるからです。
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という事でAさんの行動から分かることとして、
求職者から見てポイントが分かりづらい求人情報は、
応募する前に離脱されてしまいます。
逆に言えば、
『「仕事の内容やメリット」を、とにかく手っ取り早く教えてあげる』
ことが出来ている求人情報は、
離脱を防ぎ、応募を獲得出来ているケースが多いのです。
たくさんの求人情報が発信されている人材難の現在で、求人広告の効果UPに必要な考え方は、
①手前手前で情報を発信して、②求職者の興味関心を引き、③ページからの離脱を防ぐこと。
大前提として、上記を押さえておきましょう!
2、「効果の出やすい求人広告」を作るための考え方。
という事で、私がご提案する求人広告の仕掛けは2点。
- 貴社の「アピールポイント」or「競合他社との差別点」を「箇条書き」で「原稿の書き出し」に置きましょう!
- アピールポイントは「ターゲットが求めている情報」のみで構成しましょう!
上記2点を意識した求人票・求人広告を作成してみて下さい。
私が良く行う作り方は、原稿をクリックされた際のファーストビューで表示される箇所に「アピールポイント」として下記のようにまとめるやり方です。
<パステル式-Indeed原稿の作り込みテクニック①>
アピールポイントはたくさん書きたくなるものですが、必要以上の情報はかえって求職者から見て貰い辛くなる要因となります。
「どうしても見せたい情報」だけに絞って記載したり、その中に「競合他社さんたちとの差別点」を記載することで、求職者へアピールしましょう!
数多ある求人広告の中から貴社の求人広告を見つけて貰うことが難しくなり、折込広告やフリーペーパーでの掲載よりもWeb広告に主眼が置かれることが増えている現在、考えるべきポイントは求職者に見て貰った求人情報から「離脱させない事」となってきています。
情報量が多ければ多いほど偉いわけではありません。
あえて原稿情報を削る勇気をもって、求人情報をリメイクしてみましょう!
ひとりひとりが抱える業務量が圧倒的に増えてしまった、今の「労務集約型の仕事になりやすい時代」における、代理店を利用する大きなメリットの中の一つとして、
「業務量の問題/時間の問題で、自社で行う事の出来ない業務を、その道のプロに任せることが出来る」という部分にあると思っております。
コンサルフィーは無料ですので、お気軽にお問合せフォームよりご相談ください。