頑張って作ったのに…学生に忘れられる会社説明会資料の特徴5選

採用広報の担当者にとって、会社説明会は学生との最初の大きな接点。
「せっかく時間をかけてスライドを作ったのに、学生の印象に残らない…」
そんな悩みを抱えている企業は少なくありません。
実際に、人事ラボで相談を受けた企業の中にも、説明会参加者は集まるのに、その後のエントリーや面接にほとんどつながらない、という声が多くあります。
つまり「説明会は開催できているのに、学生に忘れられてしまっている」という現象が起きているのです。
人事ラボでは、期間限定で「無料相談会」を実施し、さまざまな企業の説明会資料を拝見してきました。その経験から、学生に忘れられてしまう資料には共通のパターンがあることが分かってきました。
今日はその代表的な5つを紹介します。
目次
会社を説明しているだけで“伝えたいメッセージ”がない
沿革や事業内容、数字の羅列だけで終わってしまうケースは非常に多いです。
もちろん会社の基本情報は必要ですが、学生からすると「他の会社でも同じような話を聞いた」と感じてしまいます。
たとえば「当社は設立50年」「全国に○○拠点」「社員数○○名」――これは事実ですが、“だから何なのか”が抜け落ちています。
学生は「自分がこの会社で働く意味」を求めているので、単なる情報では印象に残らないのです。
👉 改善のヒント:1スライド1メッセージを徹底し、「事業内容の説明」ではなく「その事業を通して社会にどう貢献しているか」に焦点をあてましょう。
学生の知識レベルに合わせていない
説明会資料の中に、業界特有の専門用語や略語が並んでいませんか?
採用担当者からすると「当然知っているだろう」と思う言葉も、学生には初耳であることが多いのです。
結果として、「難しくて分からなかった」「正直、話の半分くらいしか理解できなかった」となり、心に残りません。
実際、ある学生は「説明会を聞いたけど、業界の仕組みがよく分からなくてエントリーを見送った」と答えていました。
👉 改善のヒント:専門用語を避け、もし使う場合は必ず噛み砕いた説明を加える。イラストや図解を用いると理解度がぐっと上がります。
“やりがい”が表現されていない
「仕事内容の説明」はしていても、「この仕事が世の中にどんな意味を持つのか」「自分が働くことで誰に貢献できるのか」が語られていないケースがあります。
学生は給与や待遇以上に、“働く意味”や“やりがい”を求めています。
たとえば「当社の営業は、地元の中小企業が新しい製品を全国に広げる手助けをしています」という一言があるだけで、仕事の価値が具体的に伝わります。
👉 改善のヒント:お客様の課題をどう解決しているのか、その結果どんな喜びが生まれているのかを具体例で示しましょう。
待遇がバラバラに書いてあり、“暮らしのイメージ”が沸かない
給与、賞与、休日、福利厚生などをただ並べても、学生にはピンときません。
「結局、自分がこの会社に入ったらどんな生活になるのか?」がイメージできないと、不安だけが残ります。
特に最近の学生は「暮らしの安定」に敏感です。
人事ラボの調査でも「給与額そのものよりも、将来の生活をイメージできるかどうかが重要」という声が増えています。
👉 改善のヒント:「入社1年目での月収と支出のモデルケース」や「有休取得率を具体的に数字で示す」など、暮らしに直結する情報を整理しましょう。
「なぜ自社なのか」が分析されていない
これは根本的なポイントです。
「他社ではなく、なぜ自社を選ぶべきなのか?」を分析していない資料は、すべてがぼんやりとしてしまいます。
企業独自の強みや存在意義が明確になっていれば、会社説明会だけでなく、採用サイト・動画・パンフレットなど、すべての採用広報の軸が定まります。
逆に、ここが曖昧だと「結局、他社と何が違うのか?」と学生に思われてしまい、忘れられる資料になってしまうのです。
👉 改善のヒント:自社の競合と比較し、「業界の中での独自の立ち位置」や「社員が誇りを持って働ける理由」を明確化することから始めましょう。
まとめ:「学生に伝わる資料」は“強みの見える化”から
説明会資料が忘れられてしまう原因は、内容が不足しているからではなく、学生目線に立った“強みの見える化”ができていないからです。
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情報を並べるだけでなく、学生が共感できるメッセージを込める
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難しい表現を避け、分かりやすさを最優先する
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仕事内容のやりがいを具体的に示す
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暮らしの不安を解消できる情報を整理する
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「なぜ自社なのか」を軸に全体を設計する
これらを押さえることで、説明会資料は「学生に忘れられる」から「学生の心に残る」ものへと変わります。
人事ラボの無料相談会へ
人事ラボでは、期間限定で 無料相談会 を実施しています。
実際の説明会資料を拝見しながら、改善ポイントを具体的にアドバイスさせていただきます。
「せっかく作ったのに学生に響いていない気がする…」
「自社の強みをどう伝えたらよいか分からない…」
そんな悩みをお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に“学生に選ばれる会社説明会資料”を作りましょう。