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施工管理の中途採用を成功させるには?応募数増加のポイントを解説!

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施工管理の中途採用を成功させるには?応募数増加のポイントを解説!

現在、日本の建設業界における慢性的な人材不足が問題になっています。特に施工管理職は、高い専門知識と責任が求められるため、ほかの職種よりも応募数が少ない傾向にあります。企業にとって優秀な施工管理者を確保することは、プロジェクトの品質向上やコスト管理、納期厳守に直結する重要な課題です。そこで今回は、施工管理職の採用課題とその改善策について詳しく解説していきます!

目次



施工管理職の現状は?

まずは最近の施工管理職の現状について確認していきましょう。

■施工管理の仕事内容

施工管理とは、建物や道路などの建設現場において、工事が計画通りに進み、安全で高品質なものが完成するように管理するお仕事です。具体的には、「工程管理」「品質管理」「安全管理」「原価管理」など、工事のあらゆる側面を管理していきます。

■施工管理も人手不足が深刻化

近年、建設業界全体で人手不足が課題となっていますが、特に施工管理不足は深刻な問題となっています。その要因のひとつは、施工管理職の高齢化が挙げられます。社会全体として少子高齢化が進行する中、施工管理のなり手も減少。そんな状況の中で、高い技術と経験を持ったベテラン技術者が引退していくことで、技術不足や人手不足が急速に進行しています。

また、施工管理に対する世間のネガティブなイメージも大きな要因です。施工管理は労働環境の厳しい世界という印象を持たれていることが多くあります。現在の若手層は、ワークライフバランスや福利厚生、労働環境を重視する傾向が強いので、なかなか若手層が就職先に選びにくい状況となっています。

求職者目線での企業選びのポイント

では、このような状況の中、施工管理職の採用を成功させるためにはどうしたらいいのでしょうか。まずは求職者の目線に立って、どんなことを知りたいのか、どんな理由で転職するのかを見ていきましょう。

■施工管理の求職者が求人原稿で知りたいこと

施工管理が人手不足ということは、現在働いている会社においても厳しい労働環境であったり、多忙な状況にある可能性が高いです。なので、「休みが取れない」「残業が続いている」「なかなか給与が上がらない」そういった不満を解消するポイントを訴求することがとても大切です。下記に、施工管理職が求人原稿で知りたいことの例を挙げてみましたので、訴求できるところがあるか確認してみてください。

・休日はしっかり取れるか?(休日出勤がないか)

・残業は月どのくらいか?(手当はしっかり出るか)

・定着率や離職率はどのくらいか?

・給与はしっかり上がっていくか?(前職の年収保証があるか)

・安定した会社か?(順調に売上が推移しているか)

・福利厚生は充実しているか?

■施工管理から転職する人の転職理由とは?

続いて、施工管理職の転職理由についてご紹介していきます。やはり多いのは、長時間労働や低賃金などの「労働条件」です。採用を成功させるためには、事前にしっかりと会社の「労働条件」や「職場環境」を整えておくことが肝心です。また、「人間関係」に関する転職理由も多くあります。求人原稿をつくる際は、どんな人が働いているのかを写真やメッセージ、エピソードなどで伝えていくのも大切です。下記に、施工管理職の転職理由として多いものを記載しておきますので、ぜひ確認してみてください。

・給与が上がらない(業務量と見合わない)

・残業や休日出勤が多い

・家族との時間が取れない

・人間関係が上手くいかない

・会社の業績が悪い(将来が不安)

・出張や転勤が多い

応募を集めるための改善ポイント

では最後に、応募を集めるためにどんなところを改善していけばいいか3つのポイントをご説明していきます。

■ネガティブイメージを払拭する原稿づくり

冒頭に説明した通り、応募を集めるためには施工管理のネガティブイメージを払拭する必要があります。「労働時間」「残業時間」「福利厚生」「キャリアステップ」「定着率・離職率」などを明確な数字や具体例で示すことが肝心です。

■リアルな仕事内容を見える化

施工管理の仕事は、企業によって業務範囲や業務量は様々。事務作業を分業化するだけでも業務量は大きく変わりますし、一人の施工管理がいくつの案件を担当するかも重要です。具体的な1日の流れや、リアルな社員のメッセージを記載することで、求職者に安心感を与えることができます。

■ターゲットに合わせた媒体選び

施工管理経験者なのか、未経験者なのか、高い給与を求めているのか、ワークライフバランスを重視したいのか、ターゲットによって原稿内容は大きく変わっていきます。当然、どの媒体に求人を出すのかも応募を集めるためには重要な要素です。たくさんの求人媒体がありますので、まずは相談してみてください。

採用のご相談は飛竜企画まで

いかがだったでしょうか。今回は、施工管理職の現状から、中途採用を成功させるためのポイントまで解説してきました。施工管理の人材不足を解決するためには、綿密な採用戦略を練り、ターゲットに合わせた効果的な広告を打ち出すことが何より重要です。飛竜企画では、施工管理職の採用はもちろんのこと、アルバイトから中途・新卒採用まで、人材採用に関して幅広いノウハウと実績を持っています。施工管理職の採用に困っている方や、人材採用全般について相談したい方は、お気軽に飛竜企画までご連絡ください。

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