【応募単価4,000円】 横浜の個人ラーメン店が1か月で20応募を獲得できた理由
1.はじめに
慢性的な人手不足が続く飲食業界、とりわけラーメン店は「忙しい」「体力的にきつい」といったイメージから、アルバイト・パートの応募が集まりにくい業態のひとつです。
実際に「求人を出しても応募が来ない」「媒体を変えても反応がない」といった声は少なくありません。
そのような状況の中、掲載内容の工夫と運用方法の見直しによって、わずか1か月で20応募以上を獲得したラーメン店の事例があります。本記事では、その取り組み内容と成果を人事ラボの視点でご紹介します。

2.事例企業の概要
今回ご紹介するのは、神奈川県横浜市に店舗を構える個人経営のラーメン店です。
地域に根付いた店舗で、特別に知名度が高いわけではなく、一般的な個人店という立ち位置でした。
-
募集職種:キッチン兼ホールスタッフ(アルバイト・パート)
-
採用目標:年内に5~6名
-
掲載期間:11月~12月
-
課題:
-
Indeed PLUS以外の媒体を利用していたが応募数が伸びない
-
原稿は1本のみで、訴求が広く浅くなっていた
-
「このままでは年内採用が間に合わない」という危機感があり、募集方法の見直しを行いました。
3.実施した施策内容
今回の採用成功のポイントは、原稿設計と運用の徹底的な見直しです。
① 原稿をシフト・ポジション別に分解
それまで1本のみだった求人原稿を、
シフト・ポジション別に計6本へ展開しました。
これにより、求職者が「自分に合う働き方」をイメージしやすくなりました。
② 業務内容は「簡潔・明確」に
飲食店求人でありがちな抽象的な表現を避け、
キッチン・ホールそれぞれの業務内容を分かりやすく整理。
未経験者でも不安を感じにくい内容にしました。
③ 「週1日・1時間からOK」という強みを最大限に訴求
この店舗ならではの唯一無二のメリットとして、
「週1日・1時間から働ける」柔軟なシフトを前面に打ち出しました。
副業希望者やスキマ時間で働きたい層にも届く訴求となりました。
④ 未経験歓迎・サポート体制の明確化
「未経験歓迎」だけで終わらせず、
どのように教えてもらえるのか、どんなフォローがあるのかを具体的に記載。
安心感を重視した原稿内容にしています。
⑤ 掲載後の改善運用
掲載開始後は、
-
効果の悪いシフト・ポジションの組み合わせを分析
-
反応が弱い原稿は随時修正
といった運用型の改善を行い、応募最大化を図りました。
4.実際の成果と成功分析の要因
その結果、1か月間の掲載で20応募以上を獲得。
年内採用目標である5~6名に対して、十分な母集団形成に成功しました。
また、
-
応募単価:約4,000円
と、採用難易度が高い飲食業界の中でも、コストを抑えた採用を実現しています。
成功要因のポイント
-
求職者目線で「選びやすい原稿構成」にしたこと
-
店舗独自の強み(超短時間シフト)を明確に伝えたこと
-
掲載して終わりではなく、改善を繰り返した運用体制
これらが重なり、応募数・コストの両面で成果につながりました。
5.まとめ
今回の事例から分かるのは、応募が集まらない原因は条件ではなく“伝え方”にあるケースが多いということです。
特別な高時給や大規模な広告予算がなくても、
原稿設計と運用次第で採用成果は大きく変わります。
飲食業界に限らず、
-
原稿が1本のみになっている
-
掲載後の改善ができていない
といった場合は、今回の事例をぜひ参考にしてみてください。
人事ラボでは、今後も現場で実際に成果が出た採用事例を発信していきます。






