【適性検査のシンプル化のススメ】 離脱が増える時代に、どう選考フローを設計するべきか
しかしここ数年、企業からはこんな悩みが急増しています。
目次
1. 最近よく聞く悩み
■ 適性検査の段階で学生・求職者が離脱する
エントリーまでは順調でも、いざ検査となると提出率がガクッと下がる。
■ 適性検査を受けずに“面接だけ受けたい”と言われる
「テストは後でやります」と言ったままフェードアウトするケースも多い。
■ 設定した締切に間に合わない
再案内しても受検率が上がらない。
こうした課題は、企業努力で改善できる部分が大いにあります。
2. なぜ適性検査で離脱が起きるのか?
結論から言うと、採用市場の変化×学生の価値観変化 の掛け算です。
■ ① 学生・求職者が“圧倒的にタイパ志向”になった
- SNS・ショート動画文化の影響
- 「最短で結果が出る選択」を好む傾向
- 長い・面倒・時間がかかる工程は一気に優先順位が下がる
適性検査が30〜60分あると、
一度でも「面倒だな」と思った瞬間に受検行動が止まる。
■ ② 売り手市場で、受ける企業数が多すぎる
特に新卒は
- インターン
- 早期選考
- 面接・ES・動画選考
- SPI系試験
など、1〜2月を中心に予定がパンパン。
「時間がかかる工程=後回し」になり、結果的に受検しない。
■ ③ 「他社で受けたし、似ているからいいか」と思われる
SPI・Webテスト・行動特性テストなど、
検査自体が似通っているため、
- “また同じことやるの?”
- “他社のデータで判断してくれないかな…”
と感じる学生は多い。
検査への“飽き”が発生している。
3. 解決策:選考の“入口”を軽くする
ポイントは 「検査をやめる」のではなく、「入口を軽くする」 こと。
① 第一段階は“軽い適性検査”にする
いきなり本番のSPIやフル版テストを課すのではなく、
まずは 10〜20分で終わる簡易版 を導入する。
🔹 メリット
- 心理的負担が低いので離脱が激減
- 面談で深掘りすべきポイントが事前にわかる
- 本番テストの受検対象を絞れる(工数削減)
② “面接前受検”より“面接と一緒に使う設計”にする
例:
- オンライン面談(30分)+簡易検査(10分) のワンセット
- 結果を見ながら面談できるので、話が深まりやすい
- “選考のため”より“理解のため”という印象になる
学生は「落とされるテストが嫌」なので、
“理解するための検査”という位置づけが非常に効く。
③ 本検査は志望度の高い学生だけに限定する
最初から全員にSPIや長時間テストを課す必要はない。
→軽い検査 → 面談 → 志望度が上がった層にだけ本検査
という流れにすると、
- 提出率が上がる
- 工数が減る
- 検査の質は担保できる
- 離脱は大幅に減る
という“質と効率の両立”が実現する。
④ 学生に“メリット”を伝えること
多くの学生は「適性検査=落とすためのテスト」と思っている。
以下を強調するだけで受検率は上がる:
- 「あなたの強みを把握するため」
- 「配属のミスマッチを防ぐため」
- 「選考の抜け漏れを減らすため」
学生が納得できる理由が必要。 
まとめ:今必要なのは“選考フローの軽量化”
市場がタイパ化している以上、
従来の「がっつりテストを最初にやらせる」方式はもう限界。
これからの採用は、
- 軽い適性検査 → 面談 → 本検査
- 理解目的のテストに見せる
- 学生負担を減らす設計にする
この3つで離脱が激減し、選考効率も格段に上がります。
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