Indeedの採用市場レポート活用法

【Indeedの採用市場レポート活用法】
人事ラボをご覧の皆様、はじめまして!
弊社飛竜企画の新設部署であるAdTEC事業部所属のDです!
今回より、人事ラボのコラム記事担当に新たに就任しました!
採用活動にお困りの人事の方に有益な情報をお伝えできるように頑張りますので何卒よろしくお願いします!!
さて、記念すべき初記事はIndeedの採用市場レポートに関してです!!
1、そもそも、Indeedって?
このサイトを覗いてくださっている方で知らない方の方が少ないと思いますが、念のため簡単に概要を解説しますね
Indeedは簡単にいえば、求人情報に特化した検索エンジンサイトです。https://jp.indeed.com/
リクナビ等の求人情報サイト、ハローワーク、各企業のコーポレートサイトの採用情報など、ネット上にあるあらゆる求人情報を収集し、独自のアルゴリズムに沿って整理した上でユーザーに情報を提供しています。日本でのアクセス数は月間で2700万人以上と言われており、最近は有名IPとコラボしたCMの効果もあってか幅広い世代に認知されているサイトです。
求職者にとって、利用やすいサイト設計や膨大な求人に関する情報量の多さから大手検索サイトの評価が高く、求人関連の検索をした際のIndeedのページの表示は上位にきやすい状態にあり、求人検索サイトとして確固たる地位を獲得したといえます。
求人掲載は基本無料から始められます。Indeedへの掲載のやり方はクローリングと直接投稿の2種類があります。
クローリングは自社の採用ページの情報をIndeedが自動で取得し、掲載してくれるものです。ただし、この際Indeed側の規格を満たしている必要があるため、採用ページを持っていてもそれが必ずIndeedに掲載されるわけではありません。
2、Indeedの採用市場レポート
さて、前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。
Indeedの採用市場レポートは、Indeedの応募者管理画面にログインすることで利用できます。
応募者管理画面にログイン>アナリティクス>採用市場レポートの順でクリックすれば、レポート画面にたどりつきます。
採用市場レポートは「職種名または職種カテゴリ―」×「都道府県」を入力し「レポート作成」ボタンを押すと、下記の項目が表示されます。
※職種名または職種カテゴリ―は、対象となる求人サンプルが少ない場合はでてこないこともあります
採用難易度スコア |
Indeedが検索月から3ヶ月のデータを元に算出した職種×都道府県の採用難易度 100をMAXとして数値が高いほど採用難易度が高いことを表します。 |
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求人 | 選択した求人市場に対して、クリックされた求人数 |
求職者 | 選択した求人市場に対して、クリックした求職者数 |
求人あたりの求職者数 | 選択した求人市場での、求人情報1件に対する求職者数の平均 |
求職者のデバイス | 選択した求人市場でのモバイル(スマートフォン)経由でのクリックの割合 |
平均給与 | 選択した求人市場における求人の平均給与額 |
採用企業 | 選択した求人市場で求人情報を掲載し、求職者にクリックされた企業の総数 |
人気検索キーワード | 選択した求人市場において、求人情報のクリックにつながった人気のキーワードランキング上位10位 |
人気採用企業 | 選択した求人市場の求人情報のうち、クリック数が多かった10社のランキング |
この項目だけ見ても、どのように活用すればいいか分からないので活用例を2つご紹介します!!
- 人気検索キーワードで採用したい職種を検索するユーザーの特性を見極める
例えば、事務・オフィスワークで検索すると人気検索キーワードに在宅というワードが多く含まれてるのが分かります。
このことから事務業務を在宅で希望する求職者が多いので、リモートワークを導入し、原稿内に在宅勤務をアピールした方が応募効果が上がるかもしれないという仮説を立てることができます。
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予算の指標になる採用難易度スコア
大手物流会社が 福岡県 と 鹿児島県の2拠点で募集を出すことになるとしましょう。その際、ポイントとなるのは採用難易度スコアという項目です。
この項目はIndeedの独自基準にはなりますが、その地域の求人数やクリック率/応募率などを元に採用の難易度を数値化してくれます。
これによって、Indeedの有料枠に求人を載せる際にここのエリアは採用難易度が高いから予算を厚くしよう、逆にこのエリアの採用難度はそこまで高くないから予算は少し減らそうといった運用の計画が可能になります。
3、まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
Indeedの採用市場レポートを使った効果改善のノウハウはこの他に色々ありますのでより詳しい話が聞きたい方は以下のリンクからご相談受け付けてますので、お気軽にご連絡ください。また、弊社ではそういったノウハウを駆使しながらチーム体制で運用代行をさせて頂きますので、Indeedの運用が大変という採用担当者の方も是非ご相談頂ければと思います。
役に立ちそうだと思ったら、是非SNS等でこの記事の拡散してくれると嬉しいです。
また、情報の取り扱いの関係上、サイトに掲載できないデータ等もございますので、繰り返しになりますがより詳しい話を聞いてみたい、運用代行の相談をしてみたいという方は以下のリンクからご相談受け付けてますので、お気軽にご連絡ください。
それではまた次回の更新でお会いしましょう!