スタンバイのお話

【スタンバイ】
人事ラボをご覧の皆様、AdTEC事業部のDです!
まだまだ暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
1、スタンバイって?
スタンバイは、2015年にリリースされた「求人特化型の検索エンジン」です。
運営会社はサービス名にも使われている株式会社スタンバイです。
ヤフー株式会社やLINE株式会社などを連結子会社とする「Zホールディングス」と、人材大手の「株式会社ビズリーチ」による合併会社です。
スカウト機能が搭載されており、求職者に対して自社からアプローチできる点が特徴的です。
運用の手間はかかりますが「攻めの採用活動」を実施したい企業にとって、スタンバイは適していると言えるでしょう。
2、スタンバイと主要求人アグリケーションサイト比較
Indeedや求人ボックスなどの主要求人アグリケーションサイトと比較するとこんな感じになります。
※2023年7月のアクセス数は外部測定ツールによって計測
スタンバイは求人ボックスやIndeedと異なり、採用ページの作成や直接応募への対応がありません。
そのため、新たに掲載を行う場合は事前にスタンバイにクローリングしてもらう採用サイトを用意する必要があります。
クリック単価はIndeed、求人 ボックスの2媒体と比較すると少し高めの印象です。
ただ、スタンバイは掲載すると、Yahoo! のトップページや検索画面にも同時掲載されます。
そのためほかの求人サービスではアプローチしづらい層から母集団形成が可能です。
3、スタンバイを使った採用に関して
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Yahoo!ユーザーへのアプローチが可能
Indeedや求人ボックスと大きく異なる点として挙げられるのは、Yahoo!ユーザーへの訴求に長けている点です。
というのもスタンバイは、ヤフー株式会社が元々運営していた「Yahoo!しごと検索」を、2020年12月に統合した経緯があります。
これによりYahoo!上で求人関連の検索をすると、検索結果でスタンバイの求人が優先的に表示されるようになっています。
Google検索からのユーザーをIndeedで獲得しつつ、網羅できないYahoo!ユーザーを取り込むためにスタンバイを使うといった運用も可能です。
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掲載の仕方に注意 クローリングとデータフィード
スタンバイは、Indeedや求人ボックスと違い、直接投稿の機能はありません。
そのため、自社の採用サイトを事前に用意しないといけません。
また、他のアグリケーションサイトと同じようにクローリングによって掲載をすることができます・・・が
クローリングで掲載した場合、掲載順位が低めに設定されやすい欠点があります。
そのため、データフィードによって掲載する形をスタンバイ側も推奨しているのですが、
データフィードとの連携はそれなりに手間がかかる作業であり、ATSを使うことに慣れてない採用担当者の方には難しいかもしれません。
そんな採用担当者様のために弊社ではスタンバイのデータフィード連携から、原稿の改善、運用までトータルでサポートさせて頂いております。
4、まとめ
今回の記事はいかがだったでしょうか?
また、スタンバイの運用ノウハウに関して、今回の記事では載せられなかったものもありますのでご興味がありましたら是非下記リンクからお気軽にお問合せください