【定期的な効果分析、PDCAに最適】LookerStudioを用いたレポート作成について

人事ラボをご覧の皆様、AdTEC事業部のDです!
暦の上では秋も終わり、例年ならそろそろ寒くなってくる筈ですが、今年はまだ日中暑いことが多いですね。
さて、本日ですがAdTEC事業部で活用しているGoogleのBIツール LookerStudio についてご紹介します。
1、LookerStudioってどんなツール?
LookerStudioはスプレッドシートやGA4、youtube等Google系のサービスのレポート作成に特化したサービスです。
Googleアカウントさえ持っていれば、下記リンクから無料で使うことが可能です。
https://lookerstudio.google.com/navigation/reporting
元々はGoogleデータポータルという名称のBIツールでしたが、最近はLookerStudioと名前を改めました。
BIとは【ビジネスインテリジェンス】の略語で、企業戦略の意思決定のために企業の持つデータを分析、加工、蓄積することを言います。
求人広告においては、出稿した広告の採用結果のデータを蓄積し、費用対効果やエリア別の効果、時期的要因といった採用における課題発見をするために用います。
ただ、これらの分析を行うのに、別にLookerStduioを使わずとも、エクセルを使って集計すればいいのではないか?・・・そういった疑問を抱かれる方もいると思います。
そこでこれからエクセルを使って行う分析にはないLookerStudioを用いた分析のメリットとデメリットをご紹介します。
2、 LookerStudioを使ったレポート作成のメリット・デメリット
【メリット】
■分析にかかる手間や工数、ミスが減る
通常求人広告の振り返りを行う際には、該当する求人サイトから効果データをDL後、エクセルで表にまとめて分析するのが一般的かと思います。
ただ、LookerStudioは参照元のデータが更新されていれば、自動でレポートに反映してくれます。
例えばですが、データの参照元をスプレッドシートに設定しておき、そこにindeedから取得したデータをそのまま貼り付けると、LookerStudioで指定のレポートが更新されてます。
これによって、作業時間の短縮が図れるだけでなく、毎回数式を組んだり、pivotで集計したりといった作業が無くなるので、ミスを減らすことにも繋がります。
■リアルタイムでデータが確認できる
更新したデータは、データの量にもよりますが、基本的にデータ元を更新すれば、ほぼラグがなく対応するレポートも更新される仕組みです。
そのため、お客様や担当者にレポートのURLを共有しておくことで、レポートの送付の手間を削減することも可能です。
もちろん、スマホやノートパソコンで外出先で確認することもできます。
■データを蓄積することで過去のデータ比較もすぐにできる
これはある程度LookerStudioでの運用が進んでからの話ですが、昨対比を出して、現在の市況感を予測したいとなった時、エクセルで分析していると過去のデータを探すところから作業しなくてはいけません。
ですが、LookerStudioでなら日付のデータを紐づけておくことで、下図の期間の設定を行うだけで、自動でレポートもその期間のものへと変化します。
【デメリット】
■慣れるまではグラフ作成やデータ連携など難しい
慣れれば、グラフ作成やレポート作るのはそこまで難しくはないのですが・・・
やはり操作に慣れるには相当な時間がかかります。
※弊社ではLookerレポートの作成から更新までオプションで担当できますので宜しければ、ご相談ください
■データが大量になると無料版だと動作が重くなるリスクがある
LookerStudioはあくまで無料のBIツールのため、参照する元データが膨大になると動きが遅くなりがちです。
大量のデータを扱う場合は、LookerStudioの有料版の導入も検討してみてもいいかもしれません。
3、 弊社での活用事例
弊社ではLookerStudioを利用して、下記のようなものを作成しました。
・複数媒体運用しているお客様の効果レポートを一元管理するLookerStudio
・支店ごとに別々で掲載しているお客様の効果レポートを管理するLookerStudio
これらによって、分析にかかる工数や手間を削減し、よりPDCAを回すための考える時間がとれるサポートを行っています。
今回の記事はいかがだったでしょうか?
より詳細なLookerStuudioへの質問や導入してみたい等の希望がありましたら、是非お気軽に下記お問合せよりご連絡ください!!