令和4年度地域別最低賃金改定の目安について公表がありました。

目安はAランク31円、Bランク31円、Cランク30円、Dランク30円
厚生労働省 労働基準局賃金課が8月2日発表したないようによると8/2に開催された中央最低賃金審査会で
今年度の最低賃金額改定の目安について答申が取りまとめられたそうです。地域別にA~Dまでのランクをつけ賃上げの目安が決まりました。Aランクで6都道府県、Bランクで11府県、Cランクで14道県、Dランクで16県というランク付けとなっています。
各都道府県のランク内訳
A |
埼玉、千葉、東京、神奈川、愛知、大阪 |
---|---|
B |
茨城、栃木、富山、山梨、長野、静岡、三重、滋賀、京都、兵庫、広島 |
C |
北海道、宮城、群馬、新潟、石川、福井、岐阜、奈良、和歌山、岡山、山口、徳島、香川、福岡 |
D | 青森、岩手、秋田、山形、福島、鳥取、島根、愛媛、胡内、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄 |
ちなみに、現在のAランクにあたる地域の最低賃金が、埼玉956円、千葉953円、東京1041円、神奈川1040円、愛知955円、大阪992円となり。仮に31円上昇となると。3都府県が1000円を超えることになり、最も高い東京は1072円となります。
今後はこの答申をうけ、各地方最低賃金審議会で、調査審議を行い各都道府県労働局長が最低賃金を決定するそうです。もし仮に上記の引き上げが行われると平均31円(昨年度が28円)となり最低賃金の目安制度が始まっていらいの賃上げ額となり、3.3%の引き上げ率となります。