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クリエイティブラボ|業界別の求人原稿表現~ホテルスタッフの採用編~

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クリエイティブラボ|業界別の求人原稿表現~ホテルスタッフの採用編~

長年、人材不足が叫ばれるホテル業界。
近年はインバウンド需要の増加に伴い、さらに人手不足が加速している状況です。
そんな状況の中、「どうしたら人材を採用できるのか」と悩みを抱えている
採用担当者も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ホテルスタッフの採用を成功させるポイントや、
求人原稿表現のコツについてご紹介します。

目次


1、ホテル業界の現状とは?

ホテル業界は現在どんなマーケット状況になっているのでしょうか。
まずはホテル業界の全体像について把握していきましょう。


■インバウンド需要増加でホテルへのニーズが拡大中

アフターコロナ以降、日本を訪れる外国人観光客の数が増加しています。
街を歩いていても、外国人観光客を見かける機会が増えたのではないでしょうか。
実際、日本政府観光局が発表した「20249月訪日外国人数(推計値)」は
2872,200人】で、8ヶ月連続で同月過去最高を記録しています。
また、インバウンド需要だけでなく、国内旅行客の数もコロナ前の水準まで
回復しています。コロナ禍で人員整理を行ったホテル企業も多い中、
ホテル需要が急激な高まりをみせ、人手不足が深刻化している状況が続いています。


2、人手不足の原因とは?

ホテル業界が人手不足に陥っている理由はいくつか挙げられます。
そこで人手不足の原因について整理していきましょう。


■賃金が低い

厚生労働省が発表する「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、
ホテルスタッフが該当する「宿泊業・飲食サービス業」の平均賃金は
月額25万7400円。年収にすると3088800円】です。
国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」によると、
日本人の平均年収は【約458万円】となっているので、
全体平均よりもだいぶ低い数値となっています。

■労働時間が長い

ホテルは基本的に365日24時間営業を行うビジネスです。
人手不足が加速するほど、従業員一人に対する負担が大きくなり、
残業時間が増えたり、休日数が少なくなってしまう傾向になります。
実際、厚生労働省の「平成 30 年就労条件総合調査の概況」によると、
宿泊業(飲食サービス業含む)の平均休日数は97.1日】で、
全職種カテゴリーでワースト1位となっています。

■ホテルの開業ラッシュ

コロナ禍で実施された東京オリンピックですが、その開催に合わせ、
ホテルの開業ラッシュがありました。結果的に東京オリンピックの期間、
コロナの影響でホテル業界は厳しい状況になりましたが、
現在はアフターコロナによるインバウンド需要増加でニーズが拡大している状況です。
ホテル数が多く、ニーズも高いため、各社が人材を取り合う形となり、
人材不足の原因のひとつとなっています。


3、原稿作成のポイント

では、そんな状況の中で、ホテルスタッフの採用を成功させるには、
どんなポイントに注意して原稿を作成していく必要があるのでしょうか。


■競合他社との差別化を明確にする

たくさんのホテルがあり、人材獲得競争が激化している状況です。
競合他社とどこが違うのか、優位性はどこにあるのか明確に提示することが大切です。
例えば、給与・残業時間・年間休日など労働条件が他社よりも良ければ、
その優位点をアピールすることが大切です。なかなか条件面で差別化ができない場合でも、
どんなホテルなのか(立地、ロケーション、客層など)ホテルの特徴を伝えてあげることで、
ホテル・企業としての色をしっかり打ち出していきましょう。


■働きやすさ・将来性を訴求する

先ほどの原因にもあった通り、ホテル業界は「労働環境が厳しい」という
イメージを持っている方も多くいらっしゃいます。
まずはそういったイメージを払拭することから始めることが大切です。
例えば、明確なキャリアステップを示してみたり、スタッフインタビューなどで
職場の雰囲気や人間関係の良さを伝えてみたり、
寮完備・家賃補助など福利厚生をアピールしたり、
「働きやすい環境」や「将来の安心」につながる要素を強調していくようにしましょう。

4、ホテル未経験者への訴求強化が重要

人材不足が深刻化する中で、ターゲット層を広げ、
ホテル業界経験者以外を採用していくことも大切になってきます。
未経験層はもちろん、シニア採用やスキマバイト、外国人雇用を活用する手段も
視野に入れていく必要があるでしょう。

■ホテル業界に興味がある人にマッチした訴求を

「観光に興味がある」
「接客が好き」
「清潔感のある場所で働きたい」
「地方や地元で働きたい」
「語学力を活かしたい」
「グローバルな環境を求めている」

など、求職者の興味・関心に沿った訴求をしていくことも大切です。
ホテル業界に興味を持ってもらうこと、別の業界の知識や経験が活かせることなどを重視し、
幅広い求職者に「ホテル業界にチャレンジしてみたい、働いてみたい」と思える原稿を
つくっていきましょう。

 


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