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リクルーティング動画の種類と制作のポイント

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リクルーティング動画の種類と制作のポイント

リクルーティング動画にも様々な種類がある

ひとくちに採用で使用する動画といっても、何を伝えたいかによって様々な種類や表現方法があります。
写真の何倍もの情報量を有するという動画を上手に使い、学生や求職者へ適切な情報提供と動機付けをおこなっていくことがポイントとなります。

今回はYouTubeで一般公開され、誰でも閲覧・共有可能な設定になっているリクルーティング動画をサンプルに、その種類と特徴をご紹介していきます。(注:弊社が作成した動画だけではありません)

目次

1、会社説明会動画(スライド使用) 

新型コロナの蔓延以降に急速に普及したスタイルで、会社説明会で使用していたスライドをもとに人事担当者が説明するというものです。担当者とスライドを合成したものから、人事担当者は声のみの登場となる手作り感にあふれたものまで様々あります。



15~30分ぐらいで説明もしっかり、会社説明会参加のかわりとして運用する企業さまが多いのがこの形式です。しかし説明が長い分、飽きさせずに魅力を伝えられるかがポイント。スライドの中身やデザインが重要になります。

2、インフォグラフィックス動画

イラストが動いたり、グラフや数字が動いたりと印象的な演出で分かりやすく説明することに特化した動画が、インフォグラフィックスによる動画です。先ほどのスライドを使用した会社説明動画は頑張れば社内で作成できますが、こちらはプロによる仕事のものがほとんどです。



用途としては会社の要点を印象的に伝えたい場合や、ビジネスモデルなど説明しにくい情報をアニメーションで分かりやすく伝えたい場合などが多いです。しかし見てみると1~3分以内のものがほとんどです。これは見る側の集中力の問題と、制作費の問題のためだと思います。この短い時間で効果的に伝えたいことがある企業には、良い手段です。実制作に入る前に、構成をしっかり固めることがポイントになります。

3、社員インタビュー動画

社員の生の声を届けるのに最適なものがインタビュー動画です。と言っても社員が話している場面ばかりではなく、話している間に仕事の場面や職場の様子をインサートしながら具体的にイメージさせることがセオリーです。



以前は1人10分もあるロングインタビューで1人の社員の仕事や考え方などを深掘りすることも当たり前でしたが、ここ10年ほどで最適とされる尺はどんどん短くなり、1人1~3分ぐらいを組み合わせて、トータルで10分以内に仕上げるということが増えています。

4、1日密着型動画

入社後の仕事イメージギャップを埋めたいという企業に向いているのが、社員の1日を追うスタイルの密着動画です。例えば営業職なら出勤から始まり、朝礼、外出、商談、帰社、打合せ、帰宅など普段どんなことをしているのか見せていきます。

仕事シーンの間にインタビューを挿入するのはもちろん、同僚や上司の声を加えてみたり、可能であれば実際の顧客にも登場いただくなど立体的に仕事内容をイメージさせることができます。しかしインタビュー動画に比べて事前の準備・手配がかかったり、撮影時間の拘束が長くなることなど注意して進めましょう。

5、プロジェクトストーリー動画

1日の流れで仕事を説明しにくい場合に最適なのが、プロジェクトストーリー形式の動画です。以下のサンプル動画のようにインタビューとシーンイメージの組み合わせでコンパクトに作ることもできますが、ストーリー立てて再現していくことで「プロジェクトX」のような臨場感ある内容にすることも可能です。




私も以前、営業と開発がタッグを組んで商品開発する食品メーカーさまのプロジェクトストーリー(ナレーターに「情熱大陸」の窪田等さんを起用させていただきました)や、若い管理薬剤師が新しい薬局の立ち上げにかかわる様子を再現したプロジェクトストーリーなどを制作したことがあります。



今日は主だったスタイルのリクルーティング動画(採用ムービー)をご説明しましたが、他にもアイデア次第でいろんな見せ方が可能です。ぜひ一度ご相談ください。


文責:山田耕一郎(人事ラボ編集部)

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