【応募者心理】内定通知後に生じるの「10」の迷いポイント

◆内定通知後に生じる「10」の迷いポイント
内定通知は、応募者の入社意思を促進する重要なポイントになります。
今回は、採用成功に欠かせない内定通知の心構えと応募者の迷いポイントについてお伝えします。
目次
- 内定通知は迅速かつ回答期限を設定
- 内定者の入社意思決定を促進する(10の迷いポイント)
- 承諾後も内定者のフォローを継続
1、内定通知は迅速かつ回答期限を設定
●内定は迅速に通知する
内定通知は最終面接後3日以内(最長1週間)を目安に、できるだけすみやかに行うことが重要です。
可能であれば、会社に呼んで直接手渡しできるとより良いです。
「採用内定通知書」を送付する場合には、書面だけでなく電話でも連絡する事をおススメします。
※転職者の心理※
転職者の多くが、遅い連絡に不安を感じ「一番初めに内定した会社」への入社意欲が高くなる傾向にあります。
●内定通知には回答期限を設ける
内定通知には回答期限(一般的には1週間)を設けます。
期限を決める事により、併願先との比較検討や家族との相談する意識が高まり、「意思決定できずに内定辞退」
という状況を回避することが出来ます。
回答期限まで待つのではなく途中でフォローの連絡(電話がおススメ)を入れます。
そうすることで、応募者の「一方的な思い込みによる辞退」を防ぐ事が出来ます。
2、内定者の入社意思決定を促進する(10の迷いポイント)
●内定者を気にかけ、迷いの原因を解消する
内定者が迷い始めてしまう要素を確認し、原因解消のためにできる限りの対応を行うことで、
事態を防ぐ事ができます。
そのためには、応募者を気にかけ、迷っているポイントを応募者から話してもらえるような関係性を
築いていくことが一番のポイントです。
迷いの原因に合わせて下記情報を適宜提示する事で、内定者の不安を解消することが出来ます。
【内定通知後に生じる「10」の迷いポイント】
①応募者の評価ポイント
②月間の平均残業時間
③平均的な残業時間を考慮した上での月収・年収
④休日出勤の頻度、またその場合の振替休暇取得の可否
⑤出張の頻度(ある場合)
⑥有給取得状況
⑦会社業績による、インセンティブの有無
⑧個人業績による、インセンティブの有無
⑨入社後のキャリアプラン、昇給イメージ
⑩転勤の頻度
★特に迷いポイントとして多い①/②を解説★
①応募者の評価ポイント
内定をもらった応募者は嬉しい反面、
・自分は本当にやっていけそうか?
・どんな点を評価してもらえたのか?
・どんな期待をされているのか?
など不安になる方も多いです。
不安とまでは感じていなくとも、評価ポイントのフィードバックはうれしいものです。
評価ポイントや期待していることなどのフィードバックを行う事で、安心感や入社意欲の醸成に繋がりますので、
特に丁寧に対応できると良いでしょう。
②月間の平均残業時間
配属部門の平均残業時間はどれくらいか?繁忙期や閑散期、曜日による差はどれくらいか?
入社後にミスマッチを起こすことはお互い避けたいですので、
具体的に働くイメ―ジをつけるために開示できる情報はお伝えできると良いですね。
3、承諾後も内定者のフォローを継続
●継続的なコミュニケーションを取りましょう
定期的に連絡を取り、内定者との繋がりを途絶えさせないことが大切です。
内定承諾書の取り交わしだけでなく、
様々なコミュニケーション手段を組み合わせたフォローを行うと効果的です。
・メンバーとの食事会
・職場見学
・社内行事への参加
・社内報の送付
・近況報告
内定通知のポイントは以上です。
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