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【面接前後のおもてなしで勝負が決まる??】面接官の心構えと面接の進め方ポイント整理

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【面接前後のおもてなしで勝負が決まる??】面接官の心構えと面接の進め方ポイント整理

面接官の心構えと面接の進め方ポイント整理

面接官は、応募者にとって初めて接する応募先企業のメンバーであることが多く、会社の代表としてフロントに立つ存在です。今回は、採用成功に欠かせない面接官としての心構えについてお話します。

1、面接は、企業が応募者を選ぶのではなく「お互いを見極める場」

面接の場は企業側が応募者を選考する場でもありますが、同時に応募者も企業を見極める場です。「自分の経験や能力が活かせるポジションか?」「キャリアプランや希望に添うのか?」「社風は合いそうか?」など、貴社に関心を持って応募してきた方がリアルな情報を収集しようと臨んでいます。

是非入社してほしいと感じる応募者は、きっと他社でも高い評価を得るでしょう。そして、在職中の企業も手放したくはないはず。

採用したい人材には、相手が求めている情報を把握し、丁寧に伝える事が大切です。



2、面接は、「口説く場」でもある

多くの求人から貴社を選び面接に参加した応募者に「興味を持った求人のうちの一つ」という気持ちから、「ここに入社したい」に昇華出来るのがこの面接での対話です。

●面接中に動機形成を!
採用したい人材には動機形成を行い、相手が抱える不安点・疑問点が出来る限りその場でクリアになるよう対応しましょう。また、他社の選考状況や比較する際の重視ポイントなどもヒアリングできると良いですね。

●面接終了後にはあらためて魅力づけを!
面接終了後に会社見学に誘い、実際に見て感じてもらうことも効果的です。手が空いている社員(実は仕込み)に仕事や風土についてのリアルな話が聞ける場を設けておきましょう。面接終了後は緊張感も和らぎ、貴社の魅力について感じてもらいやすいタイミングです。

もちろん、最後は会社のエントランスでしっかりお見送りすることも大切です。
最寄り駅から離れている企業では、駅まで送迎するなどのおもてなしも良いでしょう。

3、面接の進め方<自己開示→応募者への理解→マッチング度の確認>

お互いを見極め、入社意欲を高められる面接を行う流れとポイントについてお話します。
緊張して参加する応募者に対し、場の空気を程よくほぐしてから始めましょう。

1:アイスブレイク
面接の場の緊張をほぐすため、自己紹介をしてからちょっとした雑談や、共通の話題を始めましょう。
応募のきっかけとなった掲載原稿などを持ち出すことでも、話題づくりがしやすくなります。

2:応募者を理解する
応募レジュメをもとに、志望の動機・背景、これまでの経験、持っている・活かしたいスキル、
これから転職先に期待する希望条件やキャリア、転職活動の状況などをヒアリング。理解を進めましょう。
書類選考に合格した理由についての会話を冒頭に行っておくことも大切です。

3:相手が求める情報を開示
掲載原稿で興味を持った点や気になる点をさりげなくヒアリングしながら、
応募者が知りたいポイントを確認していきます。
相手が納得できるように知りたい情報の全てを引き出し、伝えるつもりで臨みましょう。
また、ぜひ採用したいという相手であれば、
前段の2の応募者理解よりも先に自社アピールの時間としてこの情報開示を行ってもよいでしょう。
その際はこちらのアピールの必死になりがちですが、
相手の知りたいことに寄り添う事が最も重要ということを忘れずにいたいですね。

4:意向のすり合わせ・今後のスケジュール
後半は待遇や処遇について希望条件の確認やその背景について話を進めていきます。
他社の選考状況や志望順位、入社可能時期なども確認しておきましょう。
今後の結果通知までのスケジュールや、次回選考に進む場合の希望日程などもお伝えします。

ぜひ採用したいという方には、終了後に社内見学や役員紹介などの特典対応も効果的です。
最後はお礼を伝え、丁寧にお見送りをしましょう。


面接のポイントは以上です。
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