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【学生接点のカギとなる?!】◆OB・OG訪問について

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【学生接点のカギとなる?!】◆OB・OG訪問について

【学生接点のカギとなる?!】◆OB・OG訪問について

学生接点や動機付けにも活用できるいる「OB・OG訪問」。やりたくてもなかなか手が出せない・・、どうやったら良いか分からない・・といった声も多く、「OB・OG訪問」をうまく活用しいている企業は少ないかもしれません。
24卒の本選考だけでなく、25卒インターンシップ・1day仕事体験でも、学生接点のカギになりそうな「OB・OG訪問」についてお伝えします。

1、「OB・OG訪問」とは?

「OB・OG訪問」とは、自分の興味のある業界や企業に就職した、同じ大学や部活・サークルの先輩にアポイントをとり、業界や仕事の話、就職活動のアドバイスなどをもらう機会として、昔から就職活動を頑張る学生が社会人と接点をもつ手段として活用されています。また、人事や採用担当とは違った立場として、社内の雰囲気を伝えたり、学生の不安や疑問を解消する面談の場としても設けられています。「OB・OG訪問」の多くは、本選考前に行われることが多いですが、最近ではインターンシップ・1day仕事体験の期間でも活用する企業・学生が増えてきました。

ゼミや研究室、部活・サークルの先輩、キャリアセンターからの紹介はもちろん、最近では「OB・OG訪問」アプリも誕生。学生が「OB・OG訪問」を希望する声も年々増えています。


2、「OB・OG訪問」のメリット・デメリット


●「OB・OG訪問」のメリット

[学生]
・入社後のイメージが具体化される
・就職活動のアドバイスが得られる
・人事や採用担当からは聞けないリアルな話が聞ける

 →具体的な仕事内容や、面接等で聞きづらいことも聴けることが大きなメリットです。

[企業]
・オンラインを活用して効率よく学生フォローができる
・採用のミスマッチの防止
・選考辞退や採用後の離職を減らせる

 →選考途中のフォローにもつながり、効率よく学生接点を持つことが可能です。

●「OB・OG訪問」のデメリット

[学生]
・自分で探さないといけない
・どんな人に会えるか当日まで分からない

 →学生が自主的に探す必要があるため、上手く接点が持てない学生も・・。

[企業]
・現場社員の負担が増える
・社員によって対応の差が出る
・まず見つけてもらえない

 →社内の協力など、まだまだハードルは高そう・・。

 

3、受け入れの仕方、話すポイント

ここでは、実際に「OB・OG訪問」をどう活用していくのか?また、どんな社員がどんな話をするのがポイントか?を簡単にご説明します。

▼オンラインでの「OB・OG訪問」

「OB・OG訪問」はだいたい30分~1時間で行われています。学業との両立の面からも学生からはオンラインでの「OB・OG訪問」を希望する声が多く聞かれます。また、協力いただける社員の方にも、場所や時間の制限が軽減されるので、企業側にもメリットがあります。もちろんオフラインでの受け入れもOK。時期や学生の選考フェーズで、オンライン・オフラインを使い分けすることも効果的です。

▼対象社員はどんな人?

学生が「OB・OG訪問」を希望する背景には、「志望する業界の社員(=就職活動を成功させた先輩)の話が聞きたい」「就職活動に役立つアドバイスをもらいたい」などといった就職活動について、「会社の雰囲気が知りたい」「キャリアプラン・ワークライフバランスが知りたい」などといった働く社員のホンネを聞きたいといったことが挙げられます。
企業からアプローチをする「OB・OG訪問」であれば、あらかじめどんな社員なのか?を伝えたり、学生にどんな社員に会いたいか?をヒアリングして、アサインするのもおすすめです。

〔一例〕
・学生の希望する部署の社員 →具体的な仕事のイメージ
・大学や学部、部活などが同じ社員 →就活のアドバイス、面接対策
・新卒1~2年目の社員 →入社後のイメージ、就職活動での苦労
・産休育休取得社員 →女性のワークライフバランス
・キャリアチェンジをした社員 →キャリアプランのイメージ

▼聞きたい内容は「説明会や選考ではちょっと聞きづらいこと」

学生が知りたい内容は、就職活動のアドバイスはもちろんですが、就職活動ではなかなか質問しづらいちょっとリアルな話です。時には、収入面や福利厚生の詳細や、有給休暇のとりやすさなどのワークライフバランスなど話、転職活動に関してなど、社員のプライベートに踏み込んだ内容になることもあります。社員が以下のような質問に答えられる準備が必要です。

〔質問例〕
・ワークライフバランス(有給休暇、残業、産休・育休)
・仕事について(ノルマ、忙しさ、インセンティブ)
・キャリアプラン(女性のキャリア、転勤) など


4、インターンシップ・1day仕事体験での「OB・OG訪問」

 「OB・OG訪問」の依頼が増える時期のひとつに、インターンシップ期間が挙げられます。まだ具体的に志望業界や企業を理解しておらず、幅広く業界を見ている学生にとって、仕事理解や企業理解につながる話を聞ける機会は、貴重な場となります。積極的に「OB・OG訪問」の場を設けることで、より効率的に、効果的に学生と接点を持てる機会となります。
リクナビ2024プレサイトでも、企業・学生ともに負荷が少なく、ここでしか聞けない話が聞ける場として、OB・OG訪問の募集受付が可能となっています。

25卒でのインターンシップ・1day仕事体験でも、「OB・OG訪問」の活用が学生接点の場として有効活用できれば、学生接点数UP・満足度UPが期待できそうです。

5、最後に

インターンシップ・1day仕事体験を通して、業界、企業、業務内容への理解を深めたり、幅広く業種を理解することは可能です。一方で、「雰囲気」を知りたいという声も男女・文理問わず聞かれます。オンラインであっても、社員と話ができる「OB・OG訪問」の時間を設けることで、学生の満足度を高められそうです。

採用関連で気になることやお困りごとがございましたら、まずは、お気軽に飛竜企画までお問い合わせください。


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