物流2024年問題とドライバー不足

RICTEC事業部の山口です。
半年後に迫る「物流の2024年問題」
この問題自体を簡潔に説明すると「2024年4月からトラックドライバーの時間外労働の960時間上限規制等が適用され、
労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、モノが運べなくなる」ことです。
ヤフーニュースでも話題になってましたね。
岸田首相「2024年問題」で来週関係閣僚会議開催「物流革新緊急パッケージ」取りまとめ表明
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b2b1ede9412df77955c32af87d38726e37c9f15
この問題に対し民間では共同配送や中継輸送、船舶や鉄道、DX化など手探りで対策を打っています。
もちろんこれらの対策によって輸送力減少に対応しようとしています。
ただ本質的な部分は解決されないと思います。
それはドライバー不足です。
厚生労働省の賃金構造基本統計調査のデータを職種別に比べると、
労働時間は大型トラックが月214時間で突出しています。
中小型も200時間に及びます。
しかしそれぞれ給与は40万円に満たない状況です。
多くのドライバーの実態は残業代で収入を上乗せしており、
2024年4月以降はその残業代も減る可能性が高いです。
また同じく厚生労働省の2022年賃金構造基本統計調査によると働く人の平均年齢は40歳前後の職種が多い中で、
トラック運転手は大型が50.2歳、中小型が49歳と若手が集まりにくい業界となっています。
給与を上げるのも中小零細が多い物流業界では死活問題になります。
言い換えればある程度現状の中でいかにドライバーを確保するかがキモになってきます。
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