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【2025卒】新卒採用は就活準備期間での動きがカギ!企業側が今やるべき就活準備ガイド!!

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【2025卒】新卒採用は就活準備期間での動きがカギ!企業側が今やるべき就活準備ガイド!!

【2025卒】新卒採用は就活準備期間での動きがカギ!企業側が今やるべき就活準備ガイド!!

いよいよ2025年度の新卒採用の時期が近づいてきました。
202431日の広報開始を前に、1月下旬~2月中旬にかけてリクナビ・マイナビなどの新卒サイトで、
「採用情報閲覧」や「エントリー予約」、3/1以降の「説明会予約」がスタートします。
近年では、この1月下旬~2月中旬の【就活準備期間中】に学生がアクションを起こす傾向が強く、
企業側としても早期の準備が非常に大切になっています。
そこで今回は、早めに学生アクションを獲得するために必要な準備のポイントについてご紹介します。

 

1、2025年度の新卒マーケットについて

・大卒求人倍率は1.71倍。企業側の採用が厳しくなる傾向。

2024年卒の大卒求人倍率は【1.71倍】まで上昇し、企業側の採用ニーズが高まっている状況です。
民間就職希望者数が毎年42万人前後と言われていますが、求人倍率1.71倍で計算すると、
企業側の求人数が【約718200人】存在している状態になります。
仮に42万人全員が就職できたとしても、企業側は【約30万人弱】の人員が不足してしまいます。
この学生にとっての売り手市場の状況は、2025年卒ではさらに上昇していく予測。
より企業側の採用が厳しくなる見込みとなっています。

 
・就活の早期化が進行。学生への動機形成が成功のカギ。

2024年卒の内定率は3/1時点で【30.3%】(前年同時期より7.7ポイント上昇)。
6/1時点では【79.6%】と約8割の学生が内定を獲得している状況にあります。
さらに、6/1時点で2社以上の内定を取得している学生は【61.1%】。
当然、内定辞退率も例年より高い【53.1%】となっており、就活の早期化、人材獲得競争の激化が進行しています。
そのため、説明会や選考途中での動機形成が非常に重要なファクターとなってきています。

 

2、説明会開催に向けて準備すること

・説明会の開催形式を考えましょう

まずは「会社説明会」の開催形式を決めていきましょう。
コロナ禍も終わり、対面実施の会社説明会も増えてきましたが、
集客面を考慮すると、地方学生も参加しやすい「オンライン開催」がやはり有効的です。
とはいえ、「会社のリアルな雰囲気を知りたい」というニーズも強く、
厳しいマーケット感で説明会予約数を増やすためには、学
生のニーズに応じた下記3タイプの説明会開催を準備することをオススメします。

 
◎オンライン型(ライブ版)
ZoomやTeamsなどのオンラインツールを使用したリアルタイム配信タイプの会社説明会です。
できれば業界・企業説明だけではなく、先輩社員にも登場していただき、
自社の魅力や仕事のやりがいなどを語っていただくといいでしょう。
学生が先輩社員に質問できるコーナーなどリアルタイムならではの企画があるとより効果的です。

 
◎オンライン型(録画版)
Youtubeの非公開ページなどにアップロードした動画や録画を学生に配信するタイプの会社説明会です。
学生側の好きなタイミングで気軽に見ることができ、「聞き逃した話」「もう一度聞きたい内容」を
巻き戻して見直せるというメリットがあります。
視聴期間に制限がなければ、学生が面接前に見直すという活用方法もあります。

 
◎対面型
オンライン型(ライブ版)と同様に、先輩社員などに登場していただき、
社員のリアルな声を伝えるといいでしょう。
対面型の会社説明会は、オンライン型に比べて格段に会社の雰囲気を伝えやすい場になります。
社内で開催する場合は職場見学ツアーを実施したり、先輩社員との座談会を開いたり、
リアルな体験を活かしたアプローチを考えましょう。

 
・説明会の内容を考えましょう
マイナビ学生就職モニター調査によると、「個別企業セミナーで実際に聞いた内容/聞きたかった内容」のうち、
「聞きたい内容+聞けなかった内容」の上位は下記となっています。
・社風・社内の雰囲気
・入社後の待遇
・入社後のキャリアモデル

 待遇(残業時間、休日休暇、有給休暇取得状況など)に関しては
「今後の選考に響くのでは?」と学生が考え、質問しにくい内容かもしれません。
企業側からしっかりと事前に説明してあげるといいでしょう。
また、社内の雰囲気やキャリアモデルは先輩社員に登場していただいて語ってもらうと、
よりリアリティが増していくでしょう。

▼以下の記事もご参照ください!
志望度を上げるチャンス!【企業説明会】のポイント

 

・説明会の日程を決めましょう
近年ではインターンシップや仕事体験に参加した企業から早期に選考案内が届くケースが増えています。
広報開始となる3/1以降でも、会社説明会より選考を優先する学生が多いはずです。
3月中旬以降からプレエントリー後の説明会の予約率や参加率も下降していく傾向にあるため、
1月下旬~2月中旬にかけての「就活準備期間」がスタートするタイミングが重要。
その日までに複数日程の予約が受け付けられるように「説明会の日程」を決めておくことが肝心です。
その際に、下記の3つのポイントを確認しておきましょう。

 
3/1午前中に説明会を開催する場合は注意
各採用メディアでは、就活準備期間は個人情報が管理画面上で連携されず、
3/1なってから管理画面に個人情報が連携されるケースが多いです。
そのため、例えば「3/19:00開催」で日程を組んでしまうと
『予約学生がわからない』『予約学生に説明会視聴用のURLを送れない』などの事態が発生してしまいます。
もし3/1に開催する場合は、個人情報が連携される時間の確認や、
3/1開催は当日に視聴URLをご案内します」と広報するなど、注意が必要です。

 
◎複数日程用意することが肝心
会社説明会の日程を設定する場合は、開催曜日や時間を固定せず、
なるべくバラバラな日時で日程を用意するようにしましょう。
固定で設定してしまうと、授業やバイト、部活などの関係で
参加できないという学生も発生してしまいます。
また、日程が合わない学生には個別で日程調整ができるように、
「日時を指定しない予約フォーム」を設けておくこともオススメします。

 
◎社員への日程調整や声がけも忘れずに
先輩社員などの社内で協力いただく方の日程調整や声がけをしておくことも非常に大切です。
説明会で先輩社員として登場いただくスピーカーの方々はもちろん、
受付担当や会社の前で迷っている学生を案内する係の方など、
ご協力いただく社員の方々が安心して当日行動できるように準備を進めていきましょう。


3、説明会後の流れを確認

・選考ステップを決めておきましょう
会社説明会で終わりではなく、次の選考ステップに進んでもらうこと、
そして入社してもらうことが最終的なゴールになります。
前述したように2024年卒の6/1時点の内定率は約8割です。
説明会の時点で、詳細な選考ステップを準備しておき、
スピード感を持って選考を進められるようにしましょう。

 
<設定する選考ステップ例>
・選考内容(ES提出・筆記テスト、適性テスト、面接回数など)
・内定出し時期
・提出書類
など

 
・説明会参加後の継続的な動機形成がカギ
前述したように2024年卒の6/1時点の内定辞退率は53.1%。
入社してもらうためには、説明会参加後や選考中にも継続した動機形成を行う必要があります。
例えば、面接は学生の見極めをする目的だけではなく、
学生に対して自社への志望度を向上させるような魅力付けを行う最適な機会です。
就活の悩みをフォローするような取り組みや、選考途中に先輩社員との面談を設定するなど、
継続的な動機形成を行っていきましょう。

4、新卒採用のご相談は飛竜企画へ

いかがだったでしょうか。厳しいマーケットの中で、
選考に進んでいただく学生を増やすために「会社説明会の予約獲得」は非常に重要なプロセスです。
上記内容をご参考していただき、早めに準備を進めていきましょう。

飛竜企画では、
・説明会内容のご提案
・録画型説明会の作成
・学生の志望度を上げる面接官トレーニング
・各種適性テスト
・先輩社員紹介動画
・内定者フォローミーティング・研修
などもご案内・ご提案しています。

 新卒採用において課題を感じられている点や、
導入を検討している内容があればお気軽にご連絡ください。
まずは話を聞いてみたいという段階でもお気軽にお問合せください!

 
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