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クリエイティブラボ|業界別の求人原稿表現~夜勤スタッフ採用編~

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クリエイティブラボ|業界別の求人原稿表現~夜勤スタッフ採用編~

コールセンター、エンジニア、警備、介護スタッフ、コンビニ店員…。
各業界で夜勤のニーズは高く、体制強化に力を入れている企業様も多いかと思います。
ただやはり、日勤と比較すると有効応募数を集めにくいのが現実です。

「高時給、好待遇にしているのにどうして人が集まらないのか」
そんなモヤモヤを解消するにはまず、ペルソナの深掘りや求職者にとって
魅力となるポイントをよりクリアにしていくことが第一歩となるでしょう。

今回は求職者のリアルな背景と意識合わせしながら、
夜勤スタッフを募集する際の原稿制作についてご紹介していきます。
ぜひご参考にしてみてください。


目次


1、敢えて夜勤を希望する理由は?

「夜勤を希望する人ってどんな人?」
原稿を作るにあたり、まずはそんな疑問が頭に浮かぶかと思います。
真っ先に考えつくのは朝が苦手だから(夜型人間だから)、
稼げるから(一般的に日勤より高時給)などの理由でしょう。
ただ、実はそれだけでなく、なかにはこんな理由で夜勤を希望する方もいらっしゃいます。

◎夜勤を希望する理由…
・介護の都合(日中の病院の付き添いなど)
・パートナーと交代で育児をしている
・日中より落ち着いていて業務に集中しやすい
・ダブルワーク希望 など

 

また接客業の場合、夜勤は日勤より客数が比較的少ないため、
接客が苦手な人も応対業務にチャレンジしやすいという点があります。
こうした背景にプラスして年齢、性別、人柄…などを深掘りしていくと、
よりシャープに求職者に刺さる原稿になっていきます。

例えば若手が欲しい場合は、夜勤は18歳以上から可能になるため
「高校を卒業したばかりのフリーター」や、新大学生
(アルバイト・パート募集の場合)…といった感じで絞っていくことができます。

メリット訴求にフォーカスしただけの原稿は一見、
魅力的に見えますが応募者が途中で離脱してしまうケースも多く、
競合他社に流れてしまう可能性もあります。
そうなるとこれまでの時間と手間が非常に勿体無いです。

「こんな求人を待っていた!」と求職者に思ってもらえるように、
より具体性を意識してみてください。



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2、どこを打ち出せば効果的か?

ターゲットを絞ることができたら、次のステップへ進みましょう。
求職者に「ここ、いいかも!」と思ってもらえる引っかかりを作れるように、
次は安心して働ける環境や待遇があることをアピールするのが効果的です。
具体的にどんな点があるか、例を挙げてみます。

◎介護との両立が応募理由なら…
・(シフト制の場合)シフトは融通が利くか
・介護休暇などを取得しやすいか
・リモートワークが可能か
・転勤の有無 など 

◎育児との両立が応募理由なら…
・(シフト制の場合)シフトは融通が利くか
・家族手当などは充実しているか
・土日祝はお休み可能か
・子育てパパ、ママの活躍比率 など

 ◎自分のペースを優先したいのが応募理由なら…
・客層、職場の雰囲気はどうか
・未経験スタートの割合はどれくらいか
・現役スタッフの前職やステータス など

 ◎ダブルワーク希望が応募理由なら…
・月収はどれくらいになるか
Wワークをしているスタッフの感想
・短時間シフトもOKか など


さらに「新天地で仕事と住まい両方を探している人」もいるかもしれません。
そうした場合は社員寮などを打ち出すのも良いでしょう。

各メリットに沿って原稿の完成度を高めていくと、
求職者の中で実際に働くイメージがより固まって安心できます。
入社後の「こんなはずじゃなかった!」というギャップも防げます。

また夜勤は「慣れるまでが大変」、「生活サイクルが乱れる」、
「体調を崩しやすい」などのマイナスイメージを持たれがちです。
仮眠時間があればその旨をアピールしたり、
スタッフの定着率が良ければその点を全面的に打ち出したり、
シフトの融通・希望休が通りやすいことなども推すと効果的です。
つまり“働きにくそう”、“続けるのが大変そう”といった印象をなるべく払拭することがカギ。

また、スタッフのリアルな声を記載することもお勧めです。
例えば眠気対策や休憩中の過ごし方、早朝退勤ならではの楽しみ方など。
より就業後のイメージが湧きやすくなり、求職者の共感性を誘うことができます。


3、実は埋もれがちのメリット

「日勤では難しいこと」をできるのが夜勤のメリットでもあります。

◎例えば…
・通勤ラッシュに巻き込まれにくい
・日中は自由で病院や役所が空いている
・(Wワークの場合は)パラレルキャリアを築きやすい
・(学生の場合は)授業、ゼミ、テストなどと両立しやすい
・朝活イベントに参加しやすい など

 夜勤ならではのメリットは掘り起こすことで結構、出てきます。
この機会に足元からこれまでの過去まで、ゆっくり振り返ってみてもいいかもしれません。

 


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