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クリエイティブラボ|今さら聞けない!?RPAのこと

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クリエイティブラボ|今さら聞けない!?RPAのこと

働き方改革や超高齢化社会による人手不足を解決する手段として、RPAにより業務を効率化させたいと考える企業は年々増えています。求人広告業界でもRPAで最適に業務を効率化しようという動きが活発になっており、特に近年においては、Web媒体を活用したインターネット広告の影響力が増している中で、その重要性が注目されています。

1、そもそもRPAってなに?

RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション/Robotic Process Automation)とは、一定のルールや繰り返し処理の多い定例業務をソフトウェアロボットで自動化することです。

RPAの説明

【RPAでできること】
■情報収集や分析
特定のルールに基づきデータを収集し、分析することができます。
例えば、ECサイトから同じ商品の価格を収集して比較したり、企業の住所や電話番号などを収集してリスト化することも可能です。

■手順が明確に決まっている作業
簡単なデータの入力やコピー&ペーストなど、決まったルールで行われるルーティンワークと呼ばれるような作業はRPAの得意分野です。

■事務サポート
RPAは、電話やメール対応のサポートにも活用できます。
例えば、下記のような作業が可能です。

メール:返信用の定型文を検索して自動で返信する
電話:着信の際に顧客情報をスムーズに表示する

実際に広告業界で言うと、広告運用の工数削減運用レポート作成など、すでにRPAを活用している企業は少なくありません。

【RPAでできないこと】
RPAは思考を持たないロボットなので、「考える」ことができません。
あくまでも、明確なルールが設定されている業務を遂行します。

■都度判断を要する作業
■作業ルールが変わりやすい作業
■イレギュラー対応が発生する作業

2、RPAのメリット、デメリット

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【RPAのメリット】

➀人間の時間を空けられる
➁生産性向上
➂コスト削減

【RPAのデメリット】
➀バージョンアップや仕様変更に弱い
➁誤った処理でも実行し続けてしまう
➂セキュリティリスクが増す可能性がある

必ずしもRPAに限ったデメリットとは言えませんが、RPA化することにより、一連の作業が自動化、つまりブラックボックス化するので、人間が気付きにくい構造になるということは言えます。


3、RPAと働き方改革

日本の生産労働人口が減少局面にあるなかで、労働力を維持していくためには、労働力の有効活用や生産性の向上が必要不可欠です。
働き方改革の動きの中でも、人手不足を補いながら生産効率を上げるためのさまざまな施策が講じられてきています。
その中で、従来よりも少ない人数で生産力を高めるための手段として、RPAは大きく注目されています。

現在、RPAは、これまで人間だけが対応可能とされていた作業、もしくはより高度な作業を人間に代替して実施できるルールエンジンやAI、機械学習等を含む認知技術を活用した業務を代行するツールになりつつあります。

人間の補完として業務を遂行することから、仮想知的労働者(Digital Labor)として、2025年までに事務的業務の1/3の仕事がRPAに置き換わるとも言われています。

[一般社団法人日本RPA協会ホームページ http://rpa-japan.com/]

4、最後に

RPAはこの先、さらに拡大し、企業活動にさまざまなインパクトを与えていくと考えられます。
また、今回のトピックスを読んで、RPAが持つ未来への可能性に興味を深められた方も少なくないと思います。

「RPAについてさらに詳しく知りたい」「RPAの導入を考えている」という方は、まずは、お気軽に飛竜企画までお問い合わせください。




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