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会社説明会後にエントリーシートを提出する学生が激減!その理由とは?

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会社説明会後にエントリーシートを提出する学生が激減!その理由とは?

<この記事のポイント>
・説明会後にES提出率が悪いのは、説明会の内容、事前・事後とのプロセス連動性などに問題!
・説明会資料(採用ピッチ)の内容、まずはデザインリニューアルだけでも改善の可能性は大いにあり
・他社と比較して自社の魅力が少しでも伝わっているか?をポイントに、見直してみましょう。

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新卒採用時に学生が提出するエントリーシートは選考の第一段階で求められる重要な書類で、
その良し悪しが書類選考を左右します。

エントリーシートを提出しない場合は、エントリー自体を辞退したと受け取られる可能性が高く、
毎年多くの人事担当者が悩むポイントでもあります。

今回は特に会社説明会に参加したのにもかかわらずES提出につながらないという課題について、
最新のデータを基に、その原因と解決策を解説します。 



目次


会社説明会の現状

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新卒採用における会社説明会は、近年、大きな変化を遂げています。
従来の対面形式の説明会に加え、オンライン説明会が主流となり、より多くの学生にリーチできるようになりました。

・8割はオンライン説明会を開催

リクルートキャリア「採用白書2024」によれば、
オンライン説明会を実施した企業は全体の
81.3%、
対面説明会は
64.8%でした。

オンライン形式が主流になりつつありますが、対面説明会の効果を重視する企業も一定数存在します。
 

・説明会開催は3月からがコアシーズン 

マイナビ2025の調査によれば、
特に選考が本格化する3~5月には、説明会の頻度が大幅に増加する傾向にあります
25卒のWEBでは、2月まで3割に満たなかった開催率が、
3月上旬から66.4%に。その後、
6月下旬の52.9%となるまで半数以上の企業が開催しています

 

会社説明会に参加した学生がESを提出しない理由

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会社説明会に参加した学生がESを提出しない理由は、様々考えられます。
企業側としては、せっかく興味を持って説明会に参加してくれた学生に、
なぜエントリーに至らないのか、その原因を特定することは非常に重要です。

弊社が考えているのは、主に下記5点です。
 

  1. 企業側の魅力が伝わっていない
    具体的な仕事内容やキャリアパスが伝わらず、自身の興味関心と合致しない。
    説明会で感じた企業文化や社風と、自身の価値観が合わない。
    他社の説明会と比較し、そちらの方が魅力的に見えた など。

  2. 学生のスケジュール過密 
    様々な企業の選考、就職活動だけでなく、研究活動など学業との両立が難しく、ES作成に十分な時間を取れない。

  3. ES提出のハードルが高い 
    特に、「完璧なESを書かなければいけないというプレッシャー」や「他の学生と比較して劣っていると感じているからよく見せたい」という心理的な要件と、そもそものES自体の記入フォーマットの複雑さもあいまってハードルが高くなっているようです。

  4. 情報不足 
    企業のビジョンや事業内容、企業文化などを十分に理解できていないため、共感できず、応募意欲が湧かない。
    自分のスキルや経験が企業にどのように活かせるのかイメージできない。
    具体的な仕事内容が不明確で、自分に合っているのか不安に感じる。
    選考フローや評価基準が不明確で、どのような準備をすれば良いのか分からない。
    など、企業からの情報不足から、判断がつかずES提出をやめるという事もあります。

  5. オンライン形式による熱意不足 
     オンラインの説明会では、対面でのコミュニケーションが制限されるため、企業の雰囲気や社員の熱意を直接感じることが難しく、企業への共感度が低くなってしまう傾向にあります。

原因を特定し見直し、手入れを行う事は重要ですが、前項にもあるように、
スケジュール的な事を考えると、3~4月までが、会社説明会改善のリミットと言えます。 

考えられる解決策とは?


会社説明会に参加した学生がESを提出しない状況を改善するためには、
企業側が様々な施策を講じることが重要です。
学生の視点に立ち、なぜESを提出しないのか、その原因を深く掘り下げて対策を立てることが鍵となります。

下記のように、解決策を一覧としてみました。
 

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 比較的手間をかけず、すぐにでも改善が可能な項目もありますが、
説明会資料の作成、社員への事前説明、会場の準備など、多くの項目では
準備段階で多くの工数を要します。
また、多様な形式の説明会を実施する場合、その運営にも手間がかかります。

 工数の削減も考えていかなければならない部分ですが、
説明会資料作成ツール、アンケート集計ツール、オンライン面接ツールなど、様々なツールを活用することで、作業効率を向上させるたり、フローの標準化やある程度のアウトソース化も視野に入れるべきではないかと考えます。

さて、これを書いているのは1月初旬なのですが、
先程も書きましたように、3~4月の説明会コアシーズンまでに
まだ改善対応に手を付けていないという企業さんはどうしたらよいのか?
という事を踏まえまして、こんな企画をご用意しました。

 

会社説明会パワーポイント(採用ピッチ資料)のデザインリニューアルのご提案

弊社では3月までに行える具体的な施策として、会社説明会で使用するパワーポイント資料(採用ピッチ資料)のデザインリニューアルをご提案します。 

・なぜ、パワーポイントのデザインリニューアルが効果的なのか? 

会社説明会の内容そのものを議論すると社内の合意形成に時間がかかり、
実務プロセスの変更は現場に負担を与える可能性があります。
しかし、デザイン等をメインとしたクリエイティブのリニューアルなら、
既存資料をベースに迅速かつ効果的に改善が可能です。
 

・クリエイティブが採用成功に役立つ理由 

安心・信頼度の向上  

求める人物像や仕事のスタイルをデザインで表現できる  

インパクトのある訴求ができる。  

これらによって、 最小の工数で最大の改善効果が得られるのが、
会社説明会パワーポイント(採用ピッチ資料)のデザイン改善です。
 

詳しくは、こちらをご参照ください。


まとめ

ES提出率向上のためには、
学生の視点に立ち、彼らが求めている情報を提供し、不安を解消することが重要です。
企業の魅力を最大限に伝え、学生との共感を深めることで、
より多くの学生から応募を得ることができるでしょう。



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