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人事コラム

警備会社がコスト0円で採用ホームぺージから警備員を採用する方法

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警備会社がコスト0円で採用ホームぺージから警備員を採用する方法
警備業界は近年、採用難の波に直面しています。
労働者の自然減という事もありますが、次のような理由から人気が薄く、人手不足に陥っています。

  • 勤務条件や給与水準が良くない
  • 業界のイメージがネガティブである
  • 勤務形態が不規則でフルタイムになりがちである
  • キャリア形成が難しい
  • 教育・研修体制が不十分である
  • 高齢化が進んでいる
その中で、なるべく費用をかけずに警備員を採用したいという時には、自社ホームページを活用して集客する方法はマストになりますが、効果的に行うにはどうしたらよいのか?という事を解説いたします。


目次



1.日に日に高まる警備会社の採用コスト



警備員採用の現状

警備業界では、応募者の減少や求人広告費の高騰により、採用コストが大きく膨らんでいます。
厚生労働省のデータによると、警備業の有効求人倍率は平均を上回る状況が続いており、競争が激化しています。
この状況を放置すると、採用に多額の費用をかけても効果が得られないというリスクが高まります。

採用コストの課題
  • 広告費の上昇:従来型の求人広告では、月数十万円以上の費用が必要。
  • 定着率の問題:採用してもすぐに離職することで再び採用が必要になる悪循環。

採用活動を根本的に見直し、コスト削減と効果的な採用を実現するためには、自社採用ホームぺージの活用が鍵となります。

2.採用ホームページで採用がうまくいくとは聞いたものの、上手くいかない例とその原因



自社ホームぺージを活用した採用活動ならもうやってるよ!でも応募者が集まらないんだよ!
という声、よく聞きます。電話営業で警備会社様にお話させていただいた際、9割はこの台詞を伺います。

人材採用に限らず、ホームぺージ集客の肝になるのは、「ターゲットが欲している情報を余すことなく伝えられているか」「自社ならではの情報が伝えられているか」「アクションするためのトリガーがあるか」「その上で、効果的なSEO対策ができているか」「拡散する為のパワーはあるか」という点。これらの掛け合わせで集客はできます。なので、究極、これらがちゃんとできているならば業者の手を借りずとも自力で0円で警備員を集める事はできます。

では、なぜできないのか?よくある例を紹介します。

表面的なデザインのみのホームページ

最近は、お手軽に見た目だけ綺麗なホームぺージが作れるようになっています。
ですが、そもそものWEBの仕組み上、本来的には二次的効果しか生みません。
あくまでも、テキスト情報がまずは鍵になります。そうすると、

  • 写真が美しいだけで、仕事内容や応募者への具体的なメリットが不足。
  • 求人情報が簡潔すぎて、応募者が魅力を感じない。
という事態に陥ってしまうわけです。
求人検索エンジンへの非対応

どれだけ情報を拡散できるかというのぼ勝負の1つです。
工夫すれば、Googleしごと検索やIndeed等にも転載などできるのですが、仕組みがわかっていないと未対応になってしまいます。多くのホームぺージで見られる事で、勿体ないなと思います。

ATSの活用法が不明確

Airワークやエンゲージといった採用管理ツール(ATS)を導入している企業も増えてきましたが、実は多機能のため、ツールを活かしきれず結局放置されるというケースも続出しています。


細かく言えばまだまだありますが、少なくともこの3つがちゃんとできていなければ、上手くいかないのも当然だと思います。

3.採用ホームページに載せる情報の勝ちパターンを知ろう


実は、どのような規模の警備会社でも、自社採用ホームぺージで理想の警備員を無料で獲得する事ができる、勝ちパターンというものがあり、それは、ある程度共通した方法になります。ここでそのポイントを少し紹介します。

ターゲット像の明確化

獲得したい人材は、大学生なのか?フリーターなのか?主婦主夫なのか?シニア層なのか?男性なのか?女性なのか?
ここを深堀する必要があります。なぜなら、それぞれのターゲット毎に置かれているライフスタイルが違い過ぎるからです。ただ単純に警備員募集します!っていう呼びかけってなかなか不親切だと思いませんか?

ターゲットが重視するポイント

上記の続きです。
獲得したい人材、どんな人が欲しい!というのが決まれば、次は、その人たちがアクションする為の、メリットとなる情報を与える事。ここ、非常にポイントです。ざっくり言えば以下3点は明確に提示しなければなりません。

  • 給与と待遇:時給の高さや夜勤手当などの具体的な条件。
  • 職場環境:屋内業務か屋外業務か、休憩の取りやすさ。
  • 研修体制:未経験者でも安心できるサポート体制。
とくに、給与と待遇以外の情報が網羅されている求人原稿は、あまり見かけません。ということは、ここにチャンスが潜んでいるわけですね。
情報発信のコツ

コツに関していえば、これも沢山あるのですが、少なくとも

・具体的な給与モデル(例: 月給例や夜勤手当額)
・写真付きの仕事内容説明(実際の勤務風景を撮影)
・応募者が抱える不安への対応策(例: 安全対策や研修内容)

これくらいは揃えておく必要があります。
「求職者の不安をできるだけ事前に取り除く」というコツです。
これをやらない求人原稿、令和の世の中になっても意外に多いです。

4.今さら聞けないATSのルール


自社ホームぺージは持っていないけれど、無料でエアワークやエンゲージを使って採用活動をしていますという企業様も散見されますが、もちろん使わない手はないと考えています。
特に、活用時のポイントを押さえて運用をしていく必要があるので、そこさえ疎かにしなければ、だいたいうまくいきます。

主なATS(採用管理システム)
  • Airワーク 採用管理:求人情報の管理が簡単。
  • エンゲージ:無料で使える基本プランあり。
ATSのメリット
  • 応募者情報の一元管理が可能。
  • 求人検索エンジンへの自動転載で応募者との接点を増やせる。
ATS活用時のポイント
  • 求人情報のキーワード最適化:応募者が検索しやすい用語を入れる。
  • 画像とテキストのバランス:過度に画像に頼らず、内容を充実させる。

5.誰でも更新できるようになっているか


実は、弊社でもここのところ立て続けに相談がきているのがこれです。
・ホームぺージの担当者が不在、退職して更新そのものができなくなった
・そもそもやり方がぜんぜんわからない
という話。
有能な担当者が1人でどんどん進めていき、普段は楽だし便利だと思っていた矢先、
その担当者がいなくなってしまった途端、奈落の底に突き落とされる状況です。
採用シーン以外でもそこそこある事象ですので、実はここも押さえておく必要があるのです。

更新が止まる理由
  • 担当者に依存した運用。
  • 更新頻度が低いため、古い情報が残る。
解決方法
  • 更新マニュアルの整備。
  • 担当者以外でも更新可能な操作性の高いCMS(コンテンツ管理システム)の導入。

まとめ

今回記載した内容を、自社で自力で全部きっちりとやりとげれば、仕組み上、欲しい人材を獲得するチャンスは格段に
上がります。特に、Web上での集客をしっかりやっている企業が今のところ少ない警備業界であれば、成功する可能性はさらに高いと思います。

ちなみに、弊社では、警備業向けの採用/PRホームページの実例や採用に関する仕組み化など、多くの事例がございます。ご興味ありましたら、お気軽に以下よりお声がけください。


 

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