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【2025卒】夏のインターンシップ・1day仕事体験の傾向とは!?

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【2025卒】夏のインターンシップ・1day仕事体験の傾向とは!?

【2025卒】夏のインターンシップ・1day仕事体験の傾向とは!?

いよいよ2023/6/1からインターンシップ・1day仕事体験募集の
各種ナビサイトがオープン。本格的にスタートする時期となりました。

オンラインでのインターンシップや1day仕事体験の実施・開催も増加し、
内容や手法も多様化しています。
そこで今回は夏のインターンシップや1day仕事体験の傾向を紹介します。

 

1、学生の約9割がインターンシップ経験あり、参加時期や日数は?

就職みらい研究所がリリースしている【2024年卒 就職活動TOPIC】によると、
2024卒の3月時点でインターンシップ等に参加した学生は93.6%と
ほとんどの学生がインターンシップや1day仕事体験に参加しています。

◆参加日数は?
参加したインターンシップ等の件数全体におけるプログラム期間の割合は、
以下となり、約9割が1日以下の実施内容となっています。
「1日以下」:89.7%
「2日以上~5日未満」:8.4%
「5日以上」:1.9% 
2025卒の募集でも1日以下のプログラムが主流となりそうです。

◆応募時期は?
学生が初めて応募した時期は、
卒業年次前年の「6月」が25.0%と最も高い結果となっており、
各種ナビサイトのオープン時期にエントリー・日程予約を行う傾向にあります。
「8月」までに初めて応募した割合は83.6%。
学生の最初のアクションを獲得できるチャンスは夏まで!ですね。

◆参加時期は?
 参加時期は卒業年次前年の「8月」が63.1%と最も高く、
「9月」が52.1%と次に高い結果となりました。
2025卒向けのリクナビプレサイトでは就業体験の実施が任意となるため、
準備に時間がかからないという判断であれば、
6月・7月の早い時期の開催が例年よりも増加しそうですね。

◆参加目的は?
学生へのインターンシップ・1day仕事体験参加の参加目的のアンケート調査では、
「業種理解」「仕事理解」はプログラム期間にかかわらず、いずれも6割以上。
業界や仕事を知りたいという学生ニーズに応えられるような
プログラムを実施・開催できるとよいでしょう。


2、実施・開催が多様化する2025卒

令和4年6月13日、文科省・厚労省・経産省の三省の合意によって、
「インターンシップを始めとする学生のキャリア形成支援に係る取組の
推進に当たっての基本的考え方」が改訂 。
これによりキャリア形成支援に係る取組が以下の4タイプに分類されました。

◆タイプ1:オープン・カンパニー
 ∟大学が行う「オープン・キャンパス」の企業版・業界版・仕事版のイメージ。
  就業体験:なし

◆タイプ2:キャリア教育
 ∟教育的・社会貢献的側面が強く、企業だけでなく大学による実施を想定。
  就業体験:任意

◆タイプ3:汎用的能力・専門性活用型インターンシップ
 ∟仕事に就く能力が備わっているか、マッチング精度向上・採用選考を視野に入れた評価材料の取得。
   就業体験:必須(学生の参加期間の半分を超える日数を職場で就業体験) 

◆タイプ4:高度専門性インターンシップ
 ∟産学が連携して行う、研究職などを対象にした高度でかつ専門性の高いプログラムです。
  就業体験:必須

※タイプ3・4のみ、取得した学生情報の採用活動への活用は、「採用活動開始以降に限り、可」

▼こちらの記事もご参考ください!
2025年度卒学生向けインターンシップはどう変わる?~インターンシップ情報が採用活動にどう使用できる?
2025年度卒学生向けインターンシップはどう変わる?~インターンシップ「4タイプ」の解説と活用~


【リクナビ2025プレサイトは「説明会のみ」や「OB・OG訪問のみ」の開催でも掲載可能!】
上記のオープンカンパニーなどを受け、
リクナビ2025プレサイトでは就業体験任意のプログラム(説明会のみ、OB・OG訪問のみなど)も
受付可能となりました。
※「業界研究、企業研究」や「学生が自らのキャリアを考えるきっかけ」となる
 改定後のインターンのタイプ1、タイプ2に該当します。
※リクナビ2026プレサイト以降は基本方針を踏まえた対応をできるよう検討。 


【プログラムが決まっていない!という場合には】
まずは学生アクションを獲得するため、
「業界・企業研究セミナー」の開催にて実施・開催を行うのはいかがでしょうか。
2024年卒向けの会社説明会のスライド資料やWEB説明会の内容を
ブラッシュアップするだけで対応できるかもしれませんね!


▼こちらもご参考ください!
制作実績300社以上のディレクターが語る「会社説明会スライドのポイント」 │ 人事コラム (jinjilab.jp)



就業体験が任意となったことにより、
プログラムの幅が広がり開催・実施内容の多様化が予想される2025卒。
どのような内容での実施が増えていくのでしょうか?

3、プログラム内容

1日以下のプログラムであれば、オンライン・対面どちらでも実施・開催可能。
ハードルが低い点から業界研究、企業研究ができる会社説明会のみの実施・開催が増えそうですが、
「学生が自らのキャリア(職業観・就業観)を考えるきっかけとなる」プログラムになると
満足度が高くなりそうです。

インターンシップや仕事体験では、
以下の要素があると参加学生の満足度が高くなると言われています。
・複数コンテンツを体験できる
・個別のフィードバックがある

就業体験を実施しないプログラムであっても
業界・会社説明だけでなく、以下のようなコンテンツが盛り込まれているとよいでしょう。

◆具体的な仕事の話が聞ける
 ∟先輩社員とのフリートークや座談会(OB・OG訪問として)

◆経営陣の話が聞ける
 ∟企業理念や経営方針の理解

◆職場、工場見学
 ∟社風や仕事中の社員の様子が見れる

◆プログラムを通して学んだことなどの発表やレポート提出
 ∟内容や質問に対して個別フィードバック

 
企業分析の参考となるように、
IR資料の読み方講座のようなプログラムを実施している企業や、
1日のプログラムでも、社員に本音語ってもらえるように懇親会を実施している企業もあるようです。
工夫次第で自社の魅力が伝わるプログラムを実施できそうですね。

23卒、24卒と採用未充足企業が増えているなかで、
各社インターンシップ・1dayイベントを強化していく傾向にあります。
説明会やOB・OGスタイルでも実施可能になり、
企業はこれまでよりも開催しやすくなりました。

開催社数や件数も増えていくなかで
より他社との差別化や参加満足度を上げられるプログラムへと磨きをかける場合には
複数コンテンツの体験や、個別フィードバック付の体験がおすすめです。



自社に興味を持ってもらうチャンスとなる夏のインターンシップや1day仕事体験。
「仕事体験のプログラムを作成したい」
「業界・企業説明会資料をリニューアルしたい」
「社員インタビュー動画をつくりたい」

そんなお悩み・ご要望があればぜひ弊社までご相談ください!
飛竜企画は、インターンシップ・仕事体験のプログラム作成、
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